羽生結弦のメンタル・ルーティン術|試合前に聴く3曲と「プーさん」に込めた意味

hanyu mental アスリート

試合前、羽生結弦選手はヘッドフォンをつけて音楽を口ずさみ、クマのプーさんのティッシュケースを手に会場入りする——その姿は多くのファンにとって馴染み深い光景だ。これらは単なる「癖」ではなく、羽生選手が意図的に設計した試合前のメンタルルーティンだ。

試合前に聴く3曲——心の支えとなった音楽たち

羽生選手はTOKYO FM『LOVE CONNECTION』で、試合前に聴いたり心の支えとなっていた曲のベスト3を明かしている。

1位:和田光司「風~re-fly ver.~」

「デジモンが好きで、翼とか風とか、向かい風の中を飛んで行くようなイメージが強くある曲」

羽生結弦(TOKYO FM『LOVE CONNECTION』)

2位:BUMP OF CHICKEN「夢の飼い主」

「BUMP OF CHICKENはもともと全曲そらで歌えるくらい好きで聴いているが、この曲の主人公がだんだん夢に味付けをしていってしまう感じが自分にもあり、純粋な気持ちを忘れてしまっていたなということを思い返すことができた曲」

羽生結弦(TOKYO FM『LOVE CONNECTION』)

3位:阿部真央「戦いは終わらない」

「自分自身を鼓舞してくれる、自分自身を代弁してくれるような曲で、力強い阿部真央さんの声は『自分に自信を持っていいんだよ』と思えるような曲」

羽生結弦(TOKYO FM『LOVE CONNECTION』)

3曲に共通するのは「自己鼓舞」「純粋さへの回帰」「向かい風への前進」というテーマだ。試合前の高ぶった精神状態を、音楽で意図的にコントロールしていることがわかる。

「結弦仕様」のイヤフォン——音楽へのこだわりが生む集中力

羽生選手は50種類以上のイヤフォンを持っており、試合前に使うものは完全カスタマイズ可能な「結弦仕様」(20万円以上)だとされている。音楽を「ただ聴く」のではなく、最高の音質で、自分の状態に最適な環境で届けることへのこだわりが伺える。

クマのプーさんのティッシュケース——「精神安定剤」としてのお守り

羽生選手が大会時に必ず持参するのが、クマのプーさんのティッシュケースだ。高ぶる気持ちを落ち着かせる精神安定剤的な役割を果たしてきた。

音楽で自分を鼓舞し、お守りで心を落ち着かせる——この一見相反するアプローチが、試合前のコンディションを最適に整える羽生式メンタルルーティンの核心だ。

羽生結弦のメンタル・ルーティン術まとめ

  • 音楽で感情を設計する:試合前に聴く曲を意識的に選び、自己鼓舞・純粋さへの回帰・前進イメージを作る
  • 50種類以上のイヤフォン:「結弦仕様」の完全カスタマイズで、最高の音環境を整える
  • プーさんのお守り:高ぶりを落ち着かせる「精神安定剤」を毎回携行する
  • 鼓舞と安定の両立:音楽で高め、お守りで落ち着かせる——ピーク状態への意図的な設計

出典:羽生結弦が試合前に聴く曲(lisani!)心の支えとなっていた曲ベスト3(rockinon.com)

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