スポーツのデータ分析|事例5つと企業10社・仕事内容を解説

スポーツのデータ分析|事例5つと企業10社・仕事内容を解説 スポーツDX

試合のあと、監督が手元のタブレットで投球の回転数を確かめる。そんな光景は、もう珍しくありません。「勘と経験」で語られてきたスポーツの現場は、この10年で数字を前提に動く場所へ変わりました。

結論から言うと、スポーツのデータ分析は、選手とボールの動きを数値にして勝つための判断に使う取り組みで、プロ野球では2024年から全12球団の一軍球場に計測システムが入っています。この記事では、国内の事例5つ、手がける企業10社、仕事の中身を整理し、スポーツ以外の企業がこの技術をどう使えるかまでまとめます。

スポーツのデータ分析はプレーを数値にして判断に使う取り組み

スポーツのデータ分析の流れ|測る・ためる・読み解く・伝える・判断を変える

スポーツのデータ分析は、試合や練習で起きたことを記録し、次の判断に生かす一連の流れを指します。数字を集めること自体が目的ではなく、選手やチームの意思決定を変えるところまでが分析です。

日本スポーツアナリスト協会(JSAA)は、この役割を担うスポーツアナリストを「選手及びチームを目標達成に導くために、情報戦略面で高いレベルでの専門性を持ってサポートする職業」と説明しています。必要な力として挙げているのは、情報を集める力、分析する力、伝える力の3つです。

大きな転機は、計測の自動化でした。米国のメジャーリーグ(MLB)は2015年に全30球場へ「Statcast」を導入し、2020年にはカメラ式のホークアイへ切り替えています。人が目で数えていた時代から、機械が全プレーを記録する時代に移ったわけです。こうした技術の広がりは、スポーツDXの3階層と事例を整理した記事でも扱っています。

(参考)What’s Sports Analyst? – 一般社団法人日本スポーツアナリスト協会

(参考)Statcast | Glossary – MLB.com

Q. スポーツのデータ分析とは何ですか?

試合や練習で起きたことを数値や映像として記録し、勝つための判断に使う取り組みです。プロ野球では2024年から全12球団の一軍球場にカメラ式の計測システムが入り、球速や回転数、スイング速度まで数値で確認できるようになりました。

スポーツのデータ分析の事例5つ

国内の主な競技では、リーグやクラブが主導して計測の仕組みを入れています。ここでは、リーグ・球団・メーカーの公式発表で内容を確認できた5つの事例を並べます。

競技 仕組み 取得できるデータ 時期
プロ野球 ホークアイ(カメラ式) 球種、球の軌道、球速、回転数、変化量、スイング速度など 2024年から全12球団の一軍球場
Jリーグ トラッキングシステム(Tracab) 走行距離、加速度、走行スピード、移動エリア、ボールの動きなど 2015年にJ1全試合へ導入
Bリーグ ホークアイ(14台のカメラ) 選手の体とボールの位置、ジャンプの最高到達点、走行距離 2024年10月に1試合でトライアル
ラグビー Optaの公式スタッツ 選手ごとのスタッツ、エリア別のボール保持率など 2016年にトップリーグで開始
体操 採点支援システム(センシングとAI) 選手の動作から技を自動で判定 2023年の世界選手権で運用

国内スポーツのデータ分析の主な事例(各リーグ・クラブ・メーカーの公式発表をもとにHuman Soarが整理。時期は各発表の記載どおり)

プロ野球|全12球団の一軍球場でホークアイが稼働

プロ野球は、国内で最も計測が進んでいる競技です。ソニーによると、2024年からプロ野球の全12球団の一軍球場に、ホークアイのトラッキングシステムが導入されています。球場に置いた複数の光学カメラで、ボールの動きや選手の骨格、その動きをデータにする仕組みです。

データはチームの強化だけでなく、ファン向けの発信にも使われています。NPB公認の速報アプリ「NPB+(プラス)」では、球種、球の軌道、球速、回転数、変化量、スイング速度、スプリント速度、送球速度が見られます。

ソニーは日本野球機構(NPB)とともに、全12球団の公式戦プレーデータを一元管理する「データ・マネジメント・プラットフォーム」も開発しました。球団ごとにばらばらだったデータを、リーグ全体の資産として扱う段階に入っています。

(参考)ソニー x 日本プロ野球 – ソニー株式会社

(参考)日本野球機構におけるデータ活用の拡充に向けたコンテンツ制作システムを開発 – ソニー株式会社

Jリーグ|2015年にJ1全試合へトラッキングを導入

Jリーグは2015年2月、明治安田生命J1リーグの全試合にトラッキングシステムを導入すると発表しました。株式会社Jリーグメディアプロモーション、データスタジアム株式会社と協力した取り組みで、目的は競技力の向上と、ファン・サポーター向けコンテンツの充実です。

データスタジアムの発表によると、採用したのは「Tracab(トラキャブ)」というシステムです。選手の走行距離、加速度、走行スピード、移動エリア、ボールの動き、選手間の距離、平均ポジションなどを取得できます。

同じ年の3月には、毎節1試合を対象に、リアルタイムの動画と1分ごとに更新されるデータを届ける「LIVEトラッキング」も始まりました。いずれも2015年時点の発表で、現在の対象や仕組みは変わっている可能性があります。

(参考)2015明治安田生命J1リーグでの「トラッキングシステム」の導入を決定(2015年2月20日) – Jリーグ公式サイト

(参考)Jリーグのトラッキングシステム導入が決定しました。(2015年2月19日) – データスタジアム株式会社

Bリーグ|14台のカメラで選手とボールを計測するトライアル

バスケットボールでも、リーグが計測に乗り出しています。Bリーグは2024年10月4日、ハピネスアリーナで行われた長崎ヴェルカ対サンロッカーズ渋谷の試合で、ソフトバンクとトラッキングデータ活用のトライアルを実施しました。

使ったのはホークアイのシステムで、コートを囲む14台のカメラが選手の体とボールの位置を記録しました。ジャンプボールの最高到達点や、選手の走行距離が計測例として紹介されています。これは1試合のトライアルで、リーグ全体への本格導入を意味するものではありません。

クラブ単位では、アルバルク東京が2020年5月に、選手の運動データを取るトラッキングシステム「KINEXON」をアジアのチームとして初めて導入したと発表しています。

(参考)【レポート】ソフトバンク株式会社との トラッキングデータの活用に向けたトライアル(2024年10月25日) – B.LEAGUE公式サイト

(参考)アジア初!トラッキングシステム「KINEXON」導入のお知らせ(2020年5月20日) – アルバルク東京

ラグビー|公式スタッツをリーグとクラブが発信

ラグビーは、試合のスタッツを公式に公開する取り組みが早くから続いています。ジャパンラグビートップリーグは2016年、オフィシャルデータパートナー「OPTA(オプタ)」による試合スタッツの提供を始めました。

後継のリーグワンでも活用は続き、コベルコ神戸スティーラーズは2022-23シーズンに、選手個々のスタッツやエリア別のボール保持率をリアルタイムで発信する「データウィジェット」の運用を始めています。

体調の管理でもデータが使われています。株式会社ユーフォリアによると、同社のコンディション管理サービス「ONE TAP SPORTS」は2012年11月にラグビー日本代表での採用が決まりました。

(参考)OPTAの試合スタッツをご覧いただける場所について(2016年9月28日) – ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

(参考)Stats PerformによるOptaデータ配信サービスの運用開始について(2023年1月6日) – コベルコ神戸スティーラーズ

体操|AIが技を判定する採点支援システム

分析の対象は、勝敗を決める「採点」にも広がっています。スポーツ庁が運営するサイトの紹介によると、富士通の採点支援システムは、競技者の動作をセンサーでとらえ、AIが技を自動で判定して採点を支援します。

2023年にベルギーで開かれた世界体操競技選手権大会での運用が紹介されています。人の目だけでは判断が難しい細かな動きを数値で確かめられる点で、製造現場の検査や技能評価にも通じる考え方です。

(参考)富士通:体操競技の採点をサポートするシステムを国際大会に導入(2024年8月8日) – JSPIN(スポーツ庁)

Q. スポーツのデータ分析にはどんな事例がありますか?

プロ野球のホークアイ、Jリーグのトラッキングシステム、Bリーグの計測トライアル、ラグビーの公式スタッツ、体操の採点支援システムなどがあります。カメラやセンサーで選手とボールの動きを記録し、強化とファン向けの発信の両方に使っている点が共通しています。

スポーツのデータ分析を手がける企業10社

国内には、試合データの提供から動作の解析、体調管理まで、役割の違う会社がそろっています。ここでは、公式サイトで事業内容を確認できた、日本でスポーツのデータ取得・分析を手がける企業を10社選びました。規模や優劣の順ではありません。

社名 主な領域 特徴
データスタジアム 試合データの提供 2001年4月設立。Jリーグのトラッキングシステム導入で協働
ネクストベース 野球の動作・投球解析 2014年設立。スポーツ科学を使ったデータ解析のベンチャー
DELTA 野球データの分析 2011年9月設立。分析・提供・運用のコンサルティング
ライブリッツ プロ球団向けシステム チーム強化システムとAIトラッキング、ファン向け顧客管理
RUN.EDGE 映像の検索・分析 スポーツ分野向けの映像検索・分析サービスを開発
ユーフォリア 体調データの管理 「ONE TAP SPORTS」を提供。企業向けの健康経営支援も展開
SPLYZA 映像による動作解析 スポーツのほか教育、医療、製造業にも展開
SOLTILO Knows GPSウェアラブル GPS機器と関連品の生産・販売
スポヲタ 海外技術の日本展開 トラッキングシステム「KINEXON」などを国内に紹介
ジー・サーチ 動作認識AIの基盤 富士通の動作認識技術をサービスとして提供

スポーツのデータ分析を手がける企業10社(各社公式サイトの会社概要・事業紹介をもとにHuman Soarが整理。掲載順は優劣を示しません)

データスタジアム|試合データを集めて届ける

データスタジアム株式会社は2001年4月設立で、スポーツのデータビジネスとソリューションサービスを手がけています。主要株主は株式会社博報堂です。

2015年にはJリーグ、Jリーグメディアプロモーションとともに、J1全試合へのトラッキングシステム導入を進めました。競技団体やメディアに近い立場で、試合そのもののデータを扱う会社です。

(参考)About Us – データスタジアム株式会社

ネクストベース|スポーツ科学で投球と打撃を解析

株式会社ネクストベースは2014年6月設立で、自社を「スポーツ科学を活用したデータ解析を行うベンチャー」と紹介しています。チーム強化のためのシステムや、投球・打撃の計測とコンサルティングが事業の柱です。

公式サイトの実績欄には、2017年4月の読売巨人軍、2018年5月の中日ドラゴンズへの支援開始が載っています。計測した数値を、選手の動きの改善にまでつなげる点に特徴があります。

(参考)ネクストベースについて – 株式会社ネクストベース

DELTA|野球データの分析と運用を支援

株式会社DELTAは2011年9月設立で、事業内容を「野球データの分析・提供・運用コンサルティング」としています。データを集めるだけでなく、現場でどう使うかまで踏み込む会社です。

(参考)会社概要 – 株式会社DELTA

ライブリッツ|球団の強化と顧客管理を両方支える

ライブリッツ株式会社は、プロ野球団向けのチーム強化システムやAIトラッキングシステムに加え、ファンクラブやEC(ネット販売)の顧客管理システムも提供しています。競技の強化と事業の収益という、球団の両輪を支える立ち位置です。

(参考)会社概要 – ライブリッツ株式会社

RUN.EDGE|必要な場面を映像からすぐ探す

RUN.EDGE株式会社は、スポーツ分野向けの映像検索・分析サービスを開発・提供しています。数値だけでは伝わらない場面を、映像で素早く確かめたい現場に向いたサービスです。

(参考)CORPORATE – RUN.EDGE株式会社

ユーフォリア|体調データを企業の健康経営にも展開

株式会社ユーフォリアは2008年8月設立で、選手の体調を記録・管理する「ONE TAP SPORTS」を提供しています。同社によると、2024年7月のパリ五輪では日本選手団の45%が利用しました。

2022年10月には一般企業向けの健康経営支援を始め、2025年4月には建設作業員などを対象にした熱中症対策プログラムの提供も開始しています。スポーツの現場で磨いた体調管理を、働く人に広げている例です。

(参考)会社概要 – 株式会社ユーフォリア

SPLYZA|映像の動作解析を製造業にも提供

株式会社SPLYZAは2011年5月設立で、本社は静岡県浜松市です。映像を解析して「動きを可視化」するサービスを、スポーツのほか教育、医療、製造業に提供しています。

製造業向けには、目印を体に付けずに3次元で動作を解析し、作業の負荷を点数化したり、熟練者の動きを記録して技能の伝承に使ったりする用途を紹介しています。

(参考)会社情報 – 株式会社SPLYZA

SOLTILO Knows|GPS機器で運動量を測る

SOLTILO Knows株式会社は2017年12月設立で、GPS機器と関連品というウェアラブル端末の生産・販売を手がけています。選手が身に着ける機器で、走った距離や速さを数値にする領域です。

(参考)運動を数値化する最先端ウェアラブルセンサー「Knows(ノウズ)」会社概要 – SOLTILO Knows株式会社

スポヲタ|海外のスポーツ技術を日本に紹介

スポヲタ株式会社(Sporta Japan Corporation)は2018年8月設立で、トラッキングシステム「KINEXON」など海外のスポーツテクノロジーの日本展開を担っています。アルバルク東京の発表では、KINEXONの国内取扱独占権を持つ会社として紹介されました。

(参考)スポヲタ株式会社|Sporta Japan Corporation – スポヲタ株式会社

ジー・サーチ|動作認識AIをサービスとして提供

富士通グループの株式会社ジー・サーチは、2024年4月から動作認識AIの基盤サービス「Human Motion Analytics Platform」を提供しています。体に目印を付けずに24か所の関節を認識する技術で、対象はウェルビーイング、スポーツ分析、エンターテインメント、エルゴノミクス(人間工学)の各領域です。

(参考)動作認識AIエンジンのプラットフォームサービス Human Motion Analytics Platformを提供開始(2024年2月29日) – 株式会社ジー・サーチ

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Q. スポーツのデータ分析を手がける会社にはどこがありますか?

データスタジアム、ネクストベース、DELTA、ライブリッツ、RUN.EDGE、ユーフォリア、SPLYZAなどがあります。試合データの提供、動作の解析、体調管理と得意分野が分かれているので、何を測りたいかを先に決めると選びやすくなります。

スポーツデータ分析の仕事はアナリストが中心になる

データ分析の仕事を現場で担うのは、スポーツアナリストです。日本スポーツアナリスト協会(2014年6月設立)は、勉強会やカンファレンス、検定、次世代の育成などを通じて、この職種の普及に取り組んでいます。

同協会が2022年2月に行った調査では、情報戦略スタッフ67名のうち47名(70.1%)が「アナリスト」を名乗っていました。アナリストの52.2%が20代で、30代を含めると約80%になります。76.1%が職業として関わり、66.7%がプロレベルのチームを担当していました。

若い人材がトップレベルで働いている職種だと読める結果です。ただし回答者は67名と少なく、協会自身も結果に偏りがある可能性を明記しています。国内のアナリスト全体の人数や年収を示す統計は、確認できませんでした。

学ぶ場も増えています。中央大学は2027年4月にスポーツ情報学部を開設する予定で、データサイエンスのコースを設けるとしています。順天堂大学の健康データサイエンス学部や、尚美学園大学のスポーツマネジメント学科でも、スポーツとデータを組み合わせた学びが紹介されています。採用を考える企業にとっては、数字を読み、現場に伝えられる人材の供給元が広がっているということです。

(参考)【JSAA調査レポート】スポーツアナリストは若い人材がトップレベルで活躍できる職業 – 一般社団法人日本スポーツアナリスト協会

(参考)スポーツ情報学部 2027年4月開設 – 中央大学

Q. スポーツのデータ分析の仕事にはどんなものがありますか?

中心になる職種はスポーツアナリストです。日本スポーツアナリスト協会は、選手やチームを目標達成に導くために情報戦略の面から支える職業と説明しています。同協会の2022年の調査では、アナリストの52.2%が20代でした。

スポーツのデータ分析を自社に生かす4つの使い道

スポーツのデータ分析を職場に生かす4つの使い道の図

スポーツで磨かれた計測と分析は、働く現場にも持ち込めます。上の図は、各社が公開している用途を「何を測るか」と「何のために使うか」の2つの軸でHuman Soarが整理したものです。

体の状態を測って社員を守る使い方では、ユーフォリアの熱中症対策プログラムが当てはまります。同社は、スポーツの現場で行われている熱中症対策を応用し、建設作業員向けに脱水の検知とアラート通知を行うと説明しています。

動きを測る使い方では、SPLYZAが製造業向けに、作業姿勢の負荷を点数にする用途と、熟練者の動きを記録して技能を伝える用途を示しています。選手のフォームを直す技術が、そのまま作業の安全と教育に使われている形です。

共通しているのは、いきなり全社に入れるのではなく、測る対象をひとつに絞っている点です。腰痛が多い工程、暑さのリスクが高い現場など、課題がはっきりした場所から始めると、効果を確かめやすくなります。業界全体の動きを知りたい場合は、スポーツ業界の業界研究の進め方も参考になります。

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(参考)法人事業 – 株式会社ユーフォリア

(参考)想定される利用シーン(SPLYZA Motion) – 株式会社SPLYZA

国はスポーツDXを成長の柱に位置づけている

データ活用は、国のスポーツ政策でも重点に置かれています。スポーツ庁の第3期スポーツ基本計画(2022年3月)は、「スポーツ界におけるDXの推進」を掲げ、先進技術やビッグデータを使ったスポーツの広がりと、デジタル技術による新しいビジネスモデルづくりを施策の柱にしました。

市場の目標も動いています。スポーツ庁と経済産業省の「スポーツ未来開拓会議」は2025年のとりまとめで、2025年に15兆円という目標の達成は不確実性が高いとしたうえで、遅くとも2030年までにスポーツ市場規模15兆円を達成する方針を示しました。取り組みの方向性には、スポーツDXによるビジネスの多角化と収益拡大が入っています。

足元の規模を示す数字もあります。日本政策投資銀行が2026年3月に公表した推計では、2022年のスポーツGDPは10.3兆円で、統計を始めてから初めて10兆円を超えました。これは付加価値をもとにした推計なので、政府が目標にしている市場規模とそのまま比べることはできません。業界が抱える課題の全体像は、スポーツ業界の課題の記事で整理しています。

(参考)スポーツ界におけるDXの推進(第3期スポーツ基本計画) – スポーツ庁

(参考)スポーツ未来開拓会議 ~今後のスポーツの成長産業化を見据えた、当面の取組等についてのとりまとめ~(概要) – スポーツ庁・経済産業省

(参考)わが国スポーツ産業の経済規模推計 日本版スポーツサテライトアカウント2011~2022年推計(2026年3月) – 株式会社日本政策投資銀行

まとめ|スポーツのデータ分析は測る対象を絞って始める

スポーツのデータ分析は、計測の自動化によって一気に広がり、いまは他産業にも応用が進んでいます。要点を振り返ります。

  • プロ野球では2024年から全12球団の一軍球場でホークアイが稼働している
  • Jリーグは2015年にJ1全試合へトラッキングを導入し、Bリーグやラグビーでも活用が進む
  • 企業は試合データ、動作解析、体調管理と得意分野が分かれている
  • 仕事の中心はスポーツアナリストで、調査では20代が52.2%を占める
  • 自社で使うなら、熱中症や作業負荷など課題がはっきりした場所から測り始める

まずは「どの現場の、何を数字にしたいか」をひとつ決めてみてください。対象が決まれば、相談する会社の種類も自然に絞られます。

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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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