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協賛は8季で4.2倍|宣伝・広報のBリーグ相場データ

協賛は8季で4.2倍|宣伝・広報のBリーグ相場データの資料表紙

Bリーグのクラブへの協賛を検討するとき、どのクラブがどれくらいの規模で、協賛にどこまで支えられているのか。Bリーグが公表する「クラブ決算概要」9季分を集計すると、B1・B2のスポンサー収入の合計は2016-17季の78.1億円から2024-25季の330.8億円へ4.2倍に増え、営業収入の50.8%を占めていました。

同じ期間に入場料収入も伸び、スポンサー収入は入場料の2.3倍まで下がっています(コロナ期は4.3倍)。クラブ別の中央値はB1が9.0億円、B2が5.3億円、B3が1.9億円。同じB1でも、協賛比率や入場料との倍率はクラブによって大きく違います。

本レポートは、延べ347件の決算を、部別の相場、クラブ別の協賛比率と入場料との倍率、新アリーナ前後の変化、5季前からの伸び、純損益まで、協賛を検討する企業のマーケティング・広報の担当者の目線で28ページにまとめたものです。Jリーグとの比較と、B1・B2全38クラブの一覧も載せています。協賛の広告効果や1社あたりの金額は扱っていません。

引用について

本ページおよびレポートに掲載した数値・表は、出典を明記いただければ自由に引用・転載いただけます(事前のご連絡は不要です)。報道・研究・社内資料のいずれでもご利用いただけます。

出典表記の例

出典:Human Soar「Bリーグ全クラブのスポンサー収入9季」(About The New株式会社)
https://www.human-soar.com/ebook/sponsor/bleague-sponsor-revenue-9seasons-2026/

スポンサー収入は8季で4.2倍

B1・B2の全クラブのスポンサー収入と入場料収入の合計、営業収入に占めるスポンサー収入の割合、入場料との倍率です。

シーズン クラブ数 スポンサー収入 入場料収入 営業収入に占める協賛 入場料との倍率
2016-17 36 78.1億円 33.5億円 52.2% 2.3倍
2017-18 36 104.0億円 42.2億円 53.4% 2.5倍
2018-19 36 114.0億円 48.3億円 51.7% 2.4倍
2019-20 36 127.2億円 36.8億円 56.8% 3.5倍
2020-21 36 140.3億円 32.6億円 58.0% 4.3倍
2021-22 36 174.0億円 46.2億円 58.1% 3.8倍
2022-23 38 237.6億円 75.0億円 57.2% 3.2倍
2023-24 38 301.0億円 108.6億円 54.5% 2.8倍
2024-25 38 330.8億円 144.4億円 50.8% 2.3倍

対象:各シーズンのB1・B2の全クラブ(B3は含まない)。割合と倍率は本資料の計算値。出典:Bリーグ「クラブ決算概要」2016-17〜2024-25シーズン(2026年10月10日 取得)。

Q. Bリーグのスポンサー収入は、どれくらい増えていますか?

B1・B2の全クラブのスポンサー収入の合計は、2016-17季の78.1億円から2024-25季の330.8億円へ、8季で4.2倍になりました。コロナ期を含めて、前の季を下回った季は一度もありません。

Q. Bリーグのクラブに協賛するとき、金額の相場はどれくらいですか?

2024-25季のクラブ別スポンサー収入の中央値は、B1が9.0億円、B2が5.3億円、B3が1.9億円です。B1の最多はA東京の25.5億円でした。これはクラブが集めた協賛の総額で、協賛社1社あたりの料金ではありません。

スポンサー収入の上位10クラブ(2024-25季)

B1・B2の38クラブをスポンサー収入の多い順に並べ、営業収入に占める割合と入場料との倍率を添えました。

順位 クラブ 部 スポンサー収入 営業収入に占める協賛 入場料との倍率
1 A東京 B1 25.5億円 70.3% 3.3倍
2 千葉J B1 21.4億円 41.4% 1.4倍
3 SR渋谷 B1 17.8億円 72.8% 4.5倍
4 三河 B1 17.2億円 68.9% 7.2倍
5 名古屋D B1 13.0億円 51.1% 2.2倍
6 群馬 B1 11.5億円 45.2% 1.3倍
7 琉球 B1 11.0億円 30.8% 0.8倍
8 三遠 B1 10.1億円 53.6% 2.8倍
9 越谷 B1 10.1億円 63.9% 3.8倍
10 宇都宮 B1 10.0億円 31.3% 0.9倍

対象:2024-25季のB1・B2の全38クラブのうち上位10。クラブ名は公表資料の表記。割合と倍率は本資料の計算値。出典:Bリーグ「クラブ決算概要」2016-17〜2024-25シーズン(2026年10月10日 取得)。

Q. Bリーグのクラブは、協賛にどれくらい頼っていますか?

2024-25季のB1・B2の合計で、営業収入に占めるスポンサー収入は50.8パーセントです。スポンサー収入は入場料収入の2.3倍で、コロナ期の2020-21季の4.3倍から下がりました。クラブ別では、入場料が協賛を上回るのは琉球と宇都宮の2クラブだけです。

この資料でわかること

  • B1・B2のスポンサー収入と入場料収入の9季の推移
  • B1・B2・B3の部別の中央値と金額帯、Jリーグとの比較
  • クラブ別の協賛比率と入場料との倍率(支える協賛か、集客に乗る協賛か)
  • 新アリーナ前後の変化、5季前からの伸び、前の季から減った例と純損益
  • B1・B2全38クラブの一覧と、自社に当てはめる4つの手順

目次

  1. 要点|協賛は4倍に増え、入場料がそれを追いかけている
  2. この資料の使い方
  3. スポンサー収入は8季で4.2倍。78.1億円から330.8億円へ
  4. 営業収入の50.8%がスポンサー収入。最も高かった季は58.1%
  5. 協賛は入場料の2.3倍。コロナ期の4.3倍から下がった
  6. 来場者1人あたりのスポンサー収入は、B1で約7,400円
  7. 10億円以上のクラブは、0から9へ。B1の最低額は5.2億円
  8. 協賛収入の中央値は、B1で9.0億円、B2で5.3億円、B3で1.9億円
  9. B3の協賛収入は中央値1.9億円。最多は新潟の4.7億円
  10. B1の中央値9.0億円は、J2(7.2億円)とJ1(26.6億円)のあいだ
  11. 最多はA東京の25.5億円。上位5クラブでB1の36.8%を占める
  12. 協賛比率は、琉球の31%から愛媛の79%まで開く
  13. 入場料が協賛を上回るのは、琉球・宇都宮の2クラブ
  14. 新アリーナで入場料は2.4〜4.2倍。協賛は1.0〜1.8倍
  15. 2019-20季と比べて、32クラブすべてで協賛収入が増えた
  16. 前の季より協賛収入が減った例は、全体の22.7%
  17. 最終赤字は38クラブ中15クラブ。協賛比率では見分けられない
  18. 一覧|B1の1〜8番目(2024-25季・スポンサー収入の多い順)
  19. 一覧|B1の9〜16番目(2024-25季)
  20. 一覧|B1の17〜24番目(2024-25季)
  21. 一覧|B2の1〜7番目(2024-25季・スポンサー収入の多い順)
  22. 一覧|B2の8〜14番目(2024-25季)
  23. 自社に当てはめる|部・性格・動き・体力の順に見る
  24. よくある誤解と、読むときの注意
  25. データの見方|用語と算出方法
  26. 出典一覧

こんな方におすすめ

  • スポーツ協賛を検討している企業のマーケティング・広報の担当者
  • 地域のクラブとの関係づくりを担う総務・事業開発の担当者
  • 協賛の予算を判断する経営層