豊昇龍の体重推移|来日66kgから横綱148kgまでの体づくり

豊昇龍の体重推移|来日66kgから横綱148kgまでの体づくり スポーツアスリート

豊昇龍の体重は、日本相撲協会の公式プロフィールで148.0kg、身長は188.0cmです(2026年10月時点)。高校1年で来日したときは66kgしかなく、そこから新弟子検査の107kg、前頭時代の131kgを経て、横綱になった今は148〜150kgで推移しています。

「横綱なのに、ほかの力士よりスマートに見える」と感じた人は多いと思います。実際、2025年7月場所の幕内平均は155.26kgで、豊昇龍はそれより軽い体で横綱を張っています。

この記事では、公式プロフィールの数値、時点ごとの体重推移、幕内平均との比較、そして本人が語る「動ける範囲で増やす」体づくりを、出典つきで整理します。

豊昇龍の体重は何kg|協会公式は身長188cm・148kg

結論から言うと、豊昇龍の体重は日本相撲協会の公式プロフィールで148.0kgです。身長は188.0cmで、第74代横綱のプロフィールページにも同じ数値が掲載されています。

力士の身長・体重は、協会が場所前に行う計測をもとに更新されます。そのため、時期によって数kg単位で数字が動くのが普通です。たとえば2025年7月場所の時点では150kg、2025年11月発売の雑誌のインタビューでは149kgと紹介されていました。

数字を引用するときは、「いつの計測か」を一緒に書いておくと誤解がありません。現時点の最新の公式値として使うなら、協会プロフィールの148.0kgが基準になります。

(参考)力士プロフィール 豊昇龍 智勝 – 日本相撲協会

(参考)歴代横綱 第74代 豊昇龍 – 日本相撲協会

Q. 豊昇龍の身長と体重は何kgですか?

日本相撲協会の公式プロフィールでは、身長188.0cm・体重148.0kgです(2026年10月時点)。体重は場所ごとの計測で数kg動き、2025年7月場所では150kgでした。

豊昇龍の体重推移|来日66kgから横綱148kgまで

豊昇龍の体重は、来日時の66kgから横綱昇進時の148kgまで、82kg増えています。時点が特定できる4つの数値を並べると次のとおりです。

豊昇龍の体重推移(時点別)
時点 立場 身長 体重
来日時 高校1年(相撲留学) ― 66kg
2017年11月 新弟子検査 ― 107kg
2021年8月 前頭 186cm 131kg
2025年1月場所 綱取りの場所 ― 148kg

出典:anan Web、dメニュースポーツ(ISM、2021年8月19日)、Number Web(2025年1月31日)、東スポWEB(2024年8月30日)をもとに編集部が集計

いちばん大きく増えたのは、来日から入門までの期間です。その後は番付が上がるのに合わせて、20kg前後ずつ段階的に増えていきました。それぞれの時点を詳しく見ていきます。

来日時|高校1年で66kgからのスタート

豊昇龍は高校1年のときにモンゴルから来日し、相撲を始めました。このときの体重は66kgで、本人は雑誌のインタビューで「その頃、体重が66kgしかなくて、周りは100kg超えている人もいるでしょ。」と振り返っています。

周りの部員と比べて体が小さく、まずは体重を増やすことが最初の課題でした。本人はこの時期について「死ぬほど食いました(笑)。でもあまり太らないタイプだったから。」とも話しています。

2017年11月|新弟子検査で107kg

2017年11月の新弟子検査では、体重107kgでした。来日時の66kgから、約40kg増えたことになります。

ちなみに、1970〜71年に入門した新弟子103名を調べた研究では、平均体重は90.9kgでした。時代は違いますが、豊昇龍は入門時点で、かつての新弟子の平均を上回る体重まで増やしていたことになります。

2021年8月|前頭で131kg

幕内の前頭として土俵に上がっていた2021年8月の時点では、身長186cm・体重131kgでした。新弟子検査から約4年で24kg増えています。

このころ本人は、体重を一気に増やさない理由として「一気に太ったら体も動かなくなるし」と話していました。増やしたいけれど、動きを犠牲にはしない、というバランスを意識していたわけです。

2025年1月場所|綱取りの場所で148kg

横綱昇進を決めた2025年1月場所の時点では、148kgでした。その前年、2024年8月30日の協会発表では149kgで、前回の計測から7kg増えていました。

前頭時代の131kgから約17kg増えた体で、大関から横綱への階段を上がったことになります。現在の協会公式の148.0kgも、ほぼこの水準です。

(参考)横綱・豊昇龍インタビュー(2025年11月5日発売号) – anan Web

(参考)豊昇龍インタビュー(2021年8月19日) – dメニュースポーツ(ISM)

(参考)豊昇龍の綱取り(2025年1月31日) – Number Web

(参考)日本相撲協会が力士の身長・体重を発表(2024年8月30日) – 東スポWEB

(参考)相撲力士の体力科学的研究(体力科学21巻2号、1972年) – 日本体力医学会

豊昇龍の体重は幕内平均より軽い|スピードで勝つ横綱の体格

豊昇龍の体重と幕内力士の平均体重を比較した図解
図:豊昇龍の体重と幕内平均の比較(2025年7月場所、編集部作成)

豊昇龍の体重は、幕内力士の平均より軽い水準です。日本相撲協会によると、2025年7月場所の幕内42人の平均体重は155.26kgで、同じ場所の豊昇龍は150kgでした。上の図は、この2つを並べたものです。

幕内の体重には大きな幅があり、同じ場所の最重量は191kg、最軽量は114kgでした。2024年秋場所前の発表でも、幕内平均は身長184.8cm・体重161.8kgで、豊昇龍の149kgより約13kg重い数字です。

体重が重いほど押し合いでは有利になりますが、豊昇龍は投げ技や足技、スピードを生かした相撲で勝ち上がってきました。相撲の競技力と体の関係を調べた明治大学の研究(1995年)は、競技力は体重にかなり左右される一方、筋力よりもパワー(速く力を出す能力)に依存すると結論づけています。豊昇龍は、体重だけでなく、そのパワーとスピードで差を埋めているタイプと言えますね。

横綱としての相撲観については、大の里が語る横綱像の記事もあわせて読むと、体格の違う2人の横綱の考え方を比べられます。

あわせて読みたい大の里が語る誰にも似ていない横綱像›

(参考)大相撲クイズ 幕内力士の体重(令和7年7月場所) – 日本相撲協会

(参考)相撲競技者の競技力と形態および筋機能(明治大学教養論集273号、1995年) – 明治大学

Q. 豊昇龍は横綱の中で体重が軽いほうですか?

幕内平均と比べると軽いほうです。2025年7月場所では幕内42人の平均が155.26kgだったのに対し、豊昇龍は150kgでした。投げ技やスピードを生かした相撲で、体重差を補っています。

豊昇龍の体づくり|動ける範囲で体重を増やす

豊昇龍の体づくりは、体重を増やすこと自体を目的にせず、自分の動きが保てる範囲で少しずつ増やしていく考え方です。来日時の「死ぬほど食べる」段階から、入門後は「動ける体重」を探る段階へと変わっていきました。

2021年のインタビューで本人は、今後の体重について「自分がいまできている動きができる範囲内で、体に合わせていきたいです」と話しています。体重を増やせば当たりは強くなりますが、立ち合いの速さや投げのキレが落ちれば、豊昇龍らしい相撲が取れなくなります。

この考え方は、ほかの競技のアスリートにも共通します。体重を長く管理し続けた例は三宅宏実の体重管理21年、体重設計と栄養の組み立ては新井千鶴の体重管理と栄養戦略、長打を支える体重の保ち方は内山壮真の体重管理でも紹介しています。睡眠や栄養も含めた全体像は一流アスリートのコンディショニング完全ガイドにまとめています。

あわせて読みたい後藤智香26kg増量はなぜ続いた|健康経営が定着しない理由›

Q. 豊昇龍はどうやって体重を増やしたのですか?

来日直後は本人いわく「死ぬほど」食べて体を大きくし、入門後は動きを保てる範囲で段階的に増やしてきました。来日時66kgから新弟子検査107kg、前頭時代131kg、綱取りの場所148kgと推移しています。

まとめ|豊昇龍の体重は動きを守りながら増えてきた

この記事のポイントを振り返ります。

  • 豊昇龍の体重は日本相撲協会の公式で148.0kg、身長は188.0cm(2026年10月時点)
  • 来日時66kg→新弟子検査107kg→前頭131kg→綱取りの場所148kgと、82kg増えた
  • 2025年7月場所の幕内平均155.26kgに対して150kgと、横綱としては軽い体格
  • 本人は「動きができる範囲内で、体に合わせていきたい」と語り、動ける体重を重視している
  • 体重を増やすことより、動きを保ったまま増やすことを優先する考え方は、ほかの競技にも共通する

ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ

お問い合わせはこちら →
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました