整骨院グループ企業一覧12社|院数とスポーツ対応を比較

整骨院グループ企業一覧12社 院数とスポーツ対応を比較 スポーツビジネス

整骨院を複数院で運営する企業は、公式サイトで確認できた12社だけでも、院数が「全国195院」から「17院」まで大きく開いています。この記事では12社の本社・院数・スポーツ連携を並べ、厚生労働省の統計で施術所5万か所超の市場の広がりも確かめます。

「整骨院 企業」と検索する人の関心は、上場しているのか、どんな会社が大手なのか、就職先として見てどうか、など人によって違います。どれを知りたい場合でも、まず会社自身が公式サイトで何を公表しているかを同じ物差しで並べると、比較がしやすくなります。

「整骨院 企業 ランキング」で探している方は、院数の多い順に並べた下の一覧表から見てください。ケイズグループ、giversホールディングス、GENKIDOの順に院数の表記が大きく、公的な院数ランキングは確認できませんでした。企業説明会に参加する前の下調べには、各社の会社概要(本社・設立・事業内容)が公式サイトで確認できるかが目安になります。

整骨院の位置づけをスポーツ産業全体で見たい方は、スポーツビジネスの全体像や、日本スポーツ業界の8つの課題もあわせてご覧ください。

整骨院を運営する企業12社|院数・本社・特徴を一覧で比較

ここで取り上げるのは、整骨院・接骨院などを複数院で運営し、会社自身の公式サイトで事業内容を確認できた企業です。そのなかから院数の表記がある順に並べた12社で、全国の運営企業を網羅したものではありません。

院数は各社の公式表記をそのまま載せています。基準時点が書かれていないものが多く、数え方も社ごとに違うため、横並びの順位としては使えない点に注意してください。

社名 本社 院数(公式の表記) 主な特徴
株式会社ケイズグループ 千葉県市川市 全国195院 直営の整骨院に加え、療養請求代行などの事業も展開
giversホールディングス株式会社(運営は株式会社givers) 東京都新宿区 全国125院以上 整体・鍼灸・ジム・ピラティスなど多業態で展開
株式会社GENKIDO 群馬県伊勢崎市(東京本部は台東区) 約100院 げんき堂整骨院。リラクゼーションやパーソナルジムも運営
株式会社シー・エム・シー(CMCグループ) 東京都中央区 58事業所 駅前展開。高校サッカー部・プロバスケへのトレーナー派遣
株式会社KMC(小林整骨院グループ) 大阪府八尾市 全国54院 関西・東海・関東に展開。柔道整復師の教育機関も持つ
株式会社HITOMIOテクノロジーズ 大阪府(東京は品川区) 35店舗以上/51院以上 iCure・ReCOREの2ブランド。法人向けの予防ケア基盤も提供
株式会社HSコーポレーション(ひらい整骨院・鍼灸院グループ) 東京都江戸川区 38院(訪問・FC含む) 東京都スポーツ推進企業。学校・企業へトレーナー派遣
株式会社NOMOKOTSU 大阪府(東京オフィスあり) 26店舗 伝統鍼灸が強み。2035年までに300店舗を目標と公表
株式会社Revive(リバイブ鍼灸接骨院グループ) 愛知県名古屋市 17院(2026年10月時点) 愛知・岐阜・東京に展開。自費メニューを前面に
株式会社テン十字グループ 東京都葛飾区 記載なし 1976年開院の老舗。スポーツクラブ内に多数出店
株式会社SYNERGY JAPAN 東京都(大阪にも本社) 記載なし ぷらす鍼灸整骨院。スタッフ300名以上
株式会社ONE FOR ALL(むさし鍼灸整骨院グループ) 福岡県大野城市 記載なし(「九州最大級」) 九州で展開するむさし鍼灸整骨院

出典:各社の公式サイト(2026年10月11日に確認)。院数は公式サイトの表記のまま、基準時点の記載がないものが大半。「記載なし」は確認できた公式ページに数字がなかったことを示す。

ケイズグループ|全国195院の運営ノウハウを事業化

千葉県市川市に本社を置く株式会社ケイズグループは、公式サイトの会社概要で「全国195院の整骨院グループ」と表記しています。2010年2月の設立で、創業は2000年6月と案内されています。

事業内容には鍼灸整骨院の運営、整体院の運営のほか、療養請求代行とアウトソーシング事業が並びます。院を運営するだけでなく、整骨院の事務を外から支える事業まで持っている点が、ほかの運営企業との違いです。

公式サイトの業績ページには、売上高110億円(2025年12月末)という記載があります。スポーツ面では、2024年2月に「パリ五輪 柔道日本代表選手を応援」するお知らせを掲載しています。

(参考)株式会社ケイズグループ 会社概要 – 株式会社ケイズグループ

(参考)数字で見るケイズグループ – 株式会社ケイズグループ

givers|こころ整骨院・整体院を軸に125院以上を展開

東京都新宿区のgiversホールディングス株式会社は、2020年12月の設立です。事業会社の株式会社giversは2014年1月に設立され、創業は2006年2月と案内されています。公式サイトの会社情報では「全国125院以上の整骨院・整体院・鍼灸院」と表記しています。

グループ会社の事業は、整体院・整骨院・鍼灸院・フィットネスジム・ピラティス・エステティックサロン・パーソナルジムの運営に広がっています。整体スクールを運営する株式会社MSAや、人事コンサルティングと研修を行うスマイルスター株式会社もグループに含まれ、ベトナムとシンガポールにも現地法人があります。

同じ公式サイトのメタ説明には「グループ全体165拠点」という別の数字も出てくるため、院数は表記ごとに数え方が違う点に注意が必要です。

(参考)会社概要 – giversホールディングス株式会社

GENKIDO|げんき堂整骨院を全国に約100院

群馬県伊勢崎市に本社を置く株式会社GENKIDOは、東京都台東区に東京本部があります。公式サイトのトップでは「日本全国に約100院」と案内しています(基準時点の記載はありません)。

会社概要の事業内容には、整骨院・鍼灸院・整体院の経営に加えて、リラクゼーションサロン「relax」、鍼灸整体トリートメントサロン「Raxia」、パーソナルトレーニングジムの経営が並びます。

スポーツ面では、アスリートへのトレーナー活動やスポーツ支援のページを設けています。ただし活動の年次は公式サイトでは確認できませんでした。

(参考)会社概要 – 株式会社GENKIDO

CMCグループ|高校サッカー部とプロバスケにトレーナーを派遣

東京都中央区日本橋に本社を置く株式会社シー・エム・シーは、1991年の設立です。会社概要の表には「58事業所院」とあり、本文では「街のほっとメディカルステーション」を掲げて整骨院を運営していると案内しています。

スポーツとの結びつきを年次つきで公表している点が目立ちます。公式サイトによると、1995年に市立船橋高等学校へのトレーナー派遣を開始し、2011年に千葉ジェッツのパーソナルトレーナーに就任、2021年にはジェフユナイテッド市原・千葉レディースでのトレーナー活動を始めました。

チーム側の優勝実績も同じページに載っていますが、優勝は選手と指導陣の成果です。整骨院の施術と結果を直接結びつけて読まないようにしましょう。

(参考)会社概要 – 株式会社シー・エム・シー

KMC小林整骨院グループ|関西中心の54院で教育機関も併設

大阪府八尾市の株式会社KMCは、1985年11月の設立です。公式サイトは「全国54院」(関西38・東海7・関東9)と案内しています。同じページ内に別の数え方の表記もあるため、ここでは見出しの表記をそのまま紹介しました。

グループには、柔道整復師・鍼灸師を育てる学校法人近畿医療学園や、一般社団法人スポーツ活法研究会が名を連ねます。運営と人材育成を同じグループで持つ構造です。

スポーツ面は、公式サイトに「有名アスリートを数多く担当」という記載とスポーツ障害のページがあります。担当選手名や年次までは確認できませんでした。

(参考)会社概要 – 株式会社KMC 小林整骨院グループ

HITOMIOテクノロジーズ|競泳・パデル・バスケと契約を重ねる

2004年11月設立の株式会社HITOMIOテクノロジーズは、大阪府に本社を置き、iCure鍼灸接骨院とReCORE鍼灸整骨院を運営しています。院数の表記はブランドごとに異なり、iCureの公式サイトは「全国35店舗以上」、HITOMIO側の説明文はReCOREを「全国51院以上」としています。

法人向けには、予防ケアのプラットフォーム「HITOMIO」を公式サイトで案内しています。整骨院の運営会社が、院の外にもサービスを広げている例です。

スポーツ面では、2023年1月にプロバスケットボール「品川シティ」とのコラボレーション院を開設し、2023年9月にパデル日本代表の専属トレーナー兼プラチナスポンサーとなり、2024年6月に競泳の塩浦慎理選手と契約したと公表しています。

(参考)会社概要 – 株式会社HITOMIOテクノロジーズ

(参考)iCure鍼灸接骨院 公式サイト – 株式会社HITOMIOテクノロジーズ

HSコーポレーション|東京都スポーツ推進企業に2年連続で認定

東京都江戸川区の株式会社HSコーポレーションは、ひらい整骨院・鍼灸院グループとして「はりきゅう整骨院38院(訪問事業、FC含む)」と公式サイトで案内しています。ひらい整骨院の開業は1992年12月です。

スポーツ面の記載が具体的です。東京都スポーツ推進企業に令和4年度と令和5年度に認定されたことを、公式のお知らせ(2022年12月23日、2024年8月30日)で伝えています。企業・学校へのトレーナー派遣のほか、2021年12月には高校バスケットボール部の大会でトレーナー活動を行ったと報告しています。

事業部としてトレーナー事業部、FC・開業支援事業部を置いている点も、運営企業の多角化の一例です。

(参考)会社概要 – 株式会社HSコーポレーション

NOMOKOTSU|伝統鍼灸を軸に26店舗で2035年に300店舗が目標

株式会社NOMOKOTSUは2015年10月の設立で、創業は2003年6月と案内されています。大阪に本社があり、東京にもオフィスがあります。公式サイトは「大阪・東京・千葉を中心に26店舗(2026年1月現在)」と表記しています。

施術の特徴は、鍼灸師と柔道整復師の資格を持つ施術者が在籍し、伝統鍼灸を中心に据えている点です。公式サイトは年間施術者数32万人(2025年1月〜12月)と、2035年までに300店舗を出店する予定を掲げています。いずれも会社自身の公表値です。

スポーツチームとの提携は、公式サイトでは確認できませんでした。肉離れやスポーツ障害への対応は案内されています。

(参考)会社概要 – 株式会社NOMOKOTSU

Revive|設立2018年から17院まで広げた東海発のグループ

株式会社Reviveは2018年3月に設立され、愛知県名古屋市西区に本社があります。公式サイトの会社概要は「17院(2026年10月時点)」と、時点つきで院数を表記しています。展開は愛知・岐阜・東京です。

リバイブ鍼灸接骨院では、骨盤矯正、美容鍼灸、ハイボルテージ、EMSといった自費メニューと、交通事故施術を案内しています。会社概要にスポーツ専門の記載は見当たりませんでした。

設立から10年たたないうちに17院まで広げた、今回の12社のなかでは新しい部類の企業です。

(参考)会社概要 – 株式会社Revive

テン十字グループ|1976年開院でスポーツクラブ内にも出店

東京都葛飾区の株式会社テン十字グループは、公式サイトで「創業50周年」を掲げています。沿革によると、1976年に東洋堂接骨鍼灸院を開院し、従業員は約127名と案内されています。

2002年に「手あてん」ブランドを立ち上げ、スポーツクラブへ多数進出したと沿革に記されています。総合スポーツクラブの館内に院を置く出店形態の先行例です。2015年には医療法人社団天辰会、2019年には株式会社サンテも設立しています。

院数は、公式サイトで確認できる範囲では記載がありませんでした。そのため表では「記載なし」としています。

(参考)会社概要・沿革 – 株式会社テン十字グループ

SYNERGY JAPAN|ぷらす鍼灸整骨院はスタッフ300名以上

株式会社SYNERGY JAPANは、ぷらす鍼灸整骨院を運営しています。公式の採用サイトによると、東京と大阪に本社があり、スタッフは「300名以上」と案内されています。

院数は、確認できた公式ページに記載がありませんでした。設立年も、同じ採用サイトの表と代表メッセージで年が異なっていたため、本記事では書いていません。

公式の情報が限られる企業は、こうして記載の有無そのものを確認事項にしておくと、比較表の読み違いを避けられます。

(参考)会社概要 – 株式会社SYNERGY JAPAN(ぷらす鍼灸整骨院 採用サイト)

ONE FOR ALL|2005年から続く九州最大級のむさし鍼灸整骨院

福岡県大野城市の株式会社ONE FOR ALLは、2005年11月の設立で、むさし鍼灸整骨院を運営しています。公式の採用サイトは自社を「九州最大級」と表現しています。

院数の数字は、確認できた公式ページには出てきませんでした。九州最大級かどうかは、会社の自己表現として受け止め、院数が必要な場面では本人に問い合わせて確認するのが確実です。

(参考)会社概要 – 株式会社ONE FOR ALL(むさし鍼灸整骨院 採用サイト)

Q. 整骨院を運営する企業は上場していますか?

今回調べた12社の公式サイトでは、上場や親会社の記載を確認できませんでした。特定の企業が上場しているかを知りたいときは、その会社の会社概要やIR情報のページ、取引所の適時開示で確認してください。

施術所は10年で5,352か所増加|厚労省の統計から1施術所あたりの人数を計算

厚生労働省の「衛生行政報告例」では、柔道整復の施術所は令和6年末現在で50,924か所、就業する柔道整復師は78,666人です。平成26年末の45,572か所・63,873人と比べると、施術所は5,352か所(11.7%)、柔道整復師は14,793人(23.2%)増えています。

年(各年末現在) 柔道整復の施術所(か所) 就業柔道整復師(人) 1施術所あたりの柔道整復師(人)
平成26年(2014) 45,572 63,873 1.40
平成28年(2016) 48,024 68,120 1.42
平成30年(2018) 50,077 73,017 1.46
令和2年(2020) 50,364 75,786 1.50
令和4年(2022) 50,916 77,632 1.52
令和6年(2024) 50,924 78,666 1.54

出典:厚生労働省「令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況」表5・表6(令和7年7月29日公表)。右端の列は、就業柔道整復師数を施術所数で割って小数第2位で四捨五入した本記事の計算値。

右端の計算値は、平成26年末の1.40人から令和6年末の1.54人へと上がっています。施術所の数がほぼ横ばいになった一方で、柔道整復師の数は増え続けているため、1か所あたりの人数が増えた形です。

この数字だけで、院の大型化や複数名体制が進んだと断定はできません。ただし、院数を増やして規模を広げる運営企業が、増えた柔道整復師の受け皿の一つになっている可能性は、読み取れます。なお、この統計は施術所の経営主体を区別していないため、本記事の12社が全体に占める割合は計算できません。

(参考)令和6年衛生行政報告例(就業医療関係者)の概況 – 厚生労働省

Q. 整骨院は全国にいくつありますか?

厚生労働省の衛生行政報告例によると、柔道整復の施術所は令和6年末現在で50,924か所です。ここでいう施術所には整骨院と接骨院が含まれます。

院数が多い企業ほどスポーツ連携を公表するとは限らない|12社の位置づけ

整骨院を運営する企業の院数とスポーツ連携の公表度を整理した2軸の図

12社を、横軸を公式サイトの院数表記、縦軸を「チームや選手との連携を年次つきで公表しているか」の2軸で並べたのが上の図です。公式サイトの記載をもとにした本記事の整理で、記載がないことは連携がないことを意味しません。

右上に入るのは、58事業所を持ちながら、高校サッカー部(1995年〜)、千葉ジェッツ(2011年〜)、ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(2021年〜)と連携を年次つきで公表しているCMCグループです。院数が少なめでも、HITOMIOテクノロジーズやHSコーポレーションのように、契約や認定の時期まで公表している企業は上寄りに位置します。

一方で、ケイズグループ(195院)やgivers(125院以上)、GENKIDO(約100院)は、院数では上位でも、チームとの連携を年次つきで確認できた項目が少ないため、図では下側に入りました。スポーツの現場でトレーナーを探す側から見ると、院数よりも、どの競技のどのチームといつから関わっているかが、選ぶときの手がかりになります。

トレーニングの設備側から現場を整えたい方には、業務用トレーニングマシンを扱う企業の比較も参考になります。

あわせて読みたいトレーニングマシン一覧|業務用を扱う企業9社を比較›

Q. 院数がもっとも多い整骨院グループはどこですか?

今回の12社のなかでは、ケイズグループが公式サイトで「全国195院」と表記しています。ただし他社は表記の方法や時点が異なり、全国の整骨院運営企業を網羅した順位ではありません。

保険の対象は急性の外傷が中心|整骨院グループの施術は3つに分かれる

整骨院の来院理由ごとに療養費の対象かどうかが分かれる流れの図

整骨院の保険施術(療養費の支給)の対象は、厚生労働省の資料で「急性又は亜急性の外傷性の骨折、脱臼、打撲、捻挫、肉ばなれ等」とされています。上の図は、この資料の記述を来院の理由ごとに整理したものです。

骨折と脱臼は、応急手当を除き、医師の同意が必要です。内科的原因による疾患は対象に含まれないと、留意事項の通知で示されています。慢性的な肩こりや腰の不調、美容や矯正のメニューは、この範囲の外にある内容として、各社が自費メニューの形で案内しているものと読めます。

運営企業の公式サイトに自費メニュー(骨盤矯正、美容鍼灸、EMSなど)が並ぶ背景は、この対象範囲の線引きにあります。なお、この資料は平成28年3月29日付のため、制度の最新の運用は厚生労働省の最新の通知で確認してください。

痛みの原因を整理したい方は、ランニングの膝の痛みの原因と予防策をまとめた記事も参考になります。

あわせて読みたいランニングの膝の痛み|場所別の原因と治し方・企業の予防策›

(参考)柔道整復の施術に係る療養費に関する現状と課題(平成28年3月29日) – 厚生労働省

Q. 整骨院の保険施術で、骨折や脱臼は対象になりますか?

骨折と脱臼は、医師の同意がある場合に限って施術の対象になります。応急手当は、この限りではありません。厚生労働省の資料「柔道整復の施術に係る療養費に関する現状と課題」(平成28年3月29日)に記載があります。

整骨院グループと組む前に確認したい3つのこと

チームや学校、企業が整骨院グループと連携を考えるときは、比較表の数字をそのまま信じず、次の3点を確かめておくと食い違いを避けられます。

院数は基準時点と数え方を確かめる

今回の12社でも、同じ公式サイトのなかで「54院」と別の数え方が併記されていたり、「125院以上」と「165拠点」が並んでいたりしました。時点つきで院数を表記していたのは、Reviveの「17院(2026年10月時点)」のような少数です。連携先を探すなら、対象エリアの院が今も稼働しているかを直接問い合わせるのが確実です。

スポーツ連携は年次つきの実績で見る

チームや選手との関係は、「トレーナー活動を行っています」という記載だけでは中身が分かりません。CMCグループの1995年・2011年・2021年のように、いつから、どの競技の誰と関わっているかが書かれているかを見てください。従業員の体づくりを考える企業の担当者も、運動と体の仕組みを整理したスポーツ科学の基本を押さえたうえで相談すると、話が早く進みます。

保険の範囲と自費メニューの境目を聞く

保険が使えるのは急性の外傷が中心です。連携の相談では、どこまでが保険の施術で、どこからが自費メニューになるのかを最初に確認してください。費用の説明があいまいな企業とは、継続的な関係が築きにくくなります。

まとめ

整骨院を運営する企業は、同じ「整骨院グループ」でも、規模も強みも大きく違います。この記事の要点を振り返ります。

  • 公式サイトで確認できた12社は、院数の表記が「全国195院」(ケイズグループ)から「17院(2026年10月時点)」(Revive)まで開いています。
  • 厚生労働省の統計では、柔道整復の施術所は令和6年末現在で50,924か所、就業柔道整復師は78,666人です。
  • 1施術所あたりの柔道整復師は、平成26年末の1.40人から令和6年末の1.54人へ増えています(本記事の計算)。
  • スポーツ連携は、院数の多さではなく、競技・チーム・開始時期を年次つきで公表しているかで比べると違いが見えます。
  • 保険施術の対象は急性の外傷が中心で、自費メニューとの境目を最初に確認することが大切です。

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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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