ダルビッシュの食事|増量期から和食自炊への変化

ダルビッシュの食事|増量期から和食自炊への変化 スポーツアスリート

ダルビッシュ有の食事は、日本ハム時代の「体を大きくするための増量食」から、現在の「和食中心の自炊」へと形が変わってきました。2024年3月には本人が、白米・みそ汁・納豆・温泉卵・鶏の胸肉・サラダを主に食べていると語っています。この記事では、本人発言と報道で確認できる範囲で、時期ごとの量・メニュー・管理のしかたを整理します。

考え方の全体像はダルビッシュ有の科学的アプローチの記事とあわせて読むと、食事が競技の中でどんな役割かがつかめます。

ダルビッシュの食事は増量期から和食の自炊へ変わった

ダルビッシュの食事の変化(日本ハム期の増量、レンジャーズ期の減量、パドレス期の和食自炊)

ダルビッシュの食事の変化は、体重の動きと一緒に追うと分かりやすくなります。上の図は、本文で根拠を示せる3つの時期だけを抜き出したものです。

日本ハム時代は、体重を増やすための食事でした。Sportivaは、高校時代83kgだった体重が100kgになったと記しています(記者の記述)。レンジャーズ期の2014年には、公式サイトの掲載体重が前季の102kgから97kgに下がり、オフに肉中心から野菜中心へ変えたと日刊ゲンダイが伝えています(記者の記述で、本人の発言ではありません)。

パドレス期の2024年3月には、本人が「食事もなるべく和食というか腸内環境を考えた食事を自炊でするようにしている」と語っています。

(参考)Sportiva(2017年1月27日、4ページ目)

(参考)日刊ゲンダイ(2014年4月15日、1ページ目)

(参考)デイリースポーツ(2024年3月10日)

Q. ダルビッシュは普段どんな食事をしていますか?

2024年3月の本人発言では、白米、みそ汁、納豆、温泉卵、鶏の胸肉、サラダのセットをなるべく和食で自炊し、毎食ではないがメインに食べているとされています。腸内環境を意識した食事だと語っています。

ダルビッシュの食事の量|増量期は1日5食と夜中のステーキ

ダルビッシュの食事の量が最も多かったのは日本ハム時代の増量期です。日刊ゲンダイの2014年の記事は、体重を増やすため1日5食、夜中にステーキ3枚を腹に押し込んでいた時期もあったと書いています(記者の記述)。

本人は当時を、公式ブログで「吐きそうなくらい。毎日が体調不良だった」と振り返っています(Sportivaが引用。ブログの投稿日は不明です)。別の記事では「食べるのはあまり好きじゃない。つらい」とも語っており、食事を練習の一部として捉えていたと説明されています。

時期 食事の量・内容 体重 根拠の種類
日本ハム期(〜2011年) 1日5食、夜中にステーキ3枚の時期も。サプリは各約30錠 83kg(高校時代)→100kg 記者の記述・本人ブログの引用
レンジャーズ期(2014年) 肉中心から野菜中心へ 102kg→97kg(公式サイト掲載) 記者の記述
2017年頃(ナイター後) 牛しゃぶ約250gとどんぶり1杯のご飯 — 本人の公式ブログ
パドレス期(2023〜2024年) 和食の自炊。ご飯・みそ汁・納豆・温泉卵・鶏胸肉・サラダ 7ポンド(約3.2kg)減(2023年7月、体調不良後) 本人発言・テレビ報道

出典:Sportiva(2017年1月27日)、日刊ゲンダイ(2014年4月15日・5月6日)、ダルビッシュ有オフィシャルブログ、テレビ東京(2023年7月6日)、デイリースポーツ(2024年3月10日)をもとに、時期別に筆者が整理。

表のとおり、量の上限は増量期、現在は量より内容の質を見る方向に動いています。ただし、1日の総摂取カロリーやたんぱく質のグラム数を本人が公表した記録は確認できませんでした。

(参考)日刊ゲンダイ「マー君vsダル 徹底比較(上)」(2014年5月6日、3ページ目)

ダルビッシュの食事メニュー|ナイター後の牛しゃぶと自炊の定番

ダルビッシュの食事メニューの種類別整理(主食・たんぱく源・汁物と副菜・回復時)

ダルビッシュの食事メニューは、主食、たんぱく源、汁物と副菜、回復時の補給に分けると整理できます。図は、本人発言と本人の公式ブログで確認できた料理だけを分類したものです。

公式ブログには、ナイター後の食事として、白いご飯、しらす、ポン酢、牛肉のしゃぶしゃぶ(牛肉250g程度、ご飯どんぶり1杯くらい)が出てきます。試合前の18時ごろに球場で食べ、帰宅までは何も食べない、という記述もあります(日付は本文になく、画像URLから2017年5月頃とみられます)。

2024年3月には「白米、みそ汁、納豆、温泉卵、鶏の胸肉、サラダ。そのセットを毎食じゃないが、メインで食べている」と語っています(デイリースポーツ)。炭水化物については、ヨムーノが2019年の動画の内容として、冷凍の焼きおにぎりだけを食べ、多い日は10個食べると紹介しています(要約記事で、動画の原文は未確認です)。

(参考)ダルビッシュ有オフィシャルブログ(ナイター後の食事)

(参考)ヨムーノ(2026年10月12日)

Q. ダルビッシュの食事メニューにはどんなものがありますか?

白米、みそ汁、納豆、温泉卵、鶏の胸肉、サラダのセットが2024年の本人発言で確認できます。ナイター後には、公式ブログに牛しゃぶ約250gとどんぶり1杯のご飯、しらす、ポン酢が出てきます。

ダルビッシュの食事管理|体調不良のときは糖質と塩と水分

ダルビッシュの食事管理で特徴的なのは、体調を崩した後の戻し方が具体的に語られている点です。2023年7月6日、胃腸炎などの体調不良から回復する方法を問われた本人は、次のように説明しています。

「糖質と塩を一緒に入れていくこと。あとは水分をしっかり入れていけばすぐに戻ります。」このとき体重は7ポンド(約3.2kg)減っていました(テレビ東京)。

2021年2月には、キャンプ地のアリゾナでバイソンの挽肉を使ったチリスープを自炊し、「体重早く戻さないと」と投稿しています(東京スポーツ)。低脂肪でオメガ3が多いはずだという本人の説明つきです。体重の増減を見ながら、食材を自分で選んで組み替えていることが分かります。

(参考)テレビ東京(2023年7月6日)

(参考)東京スポーツ(2021年2月19日)

Q. ダルビッシュは体調不良のとき何を摂るのですか?

2023年7月の本人発言では、糖質と塩を一緒に摂り、水分をしっかり入れると語っています。当時は胃腸炎などで体重が約3.2kg減っていました。

ダルビッシュの食事会|侍ジャパン宮崎キャンプの焼き肉

ダルビッシュの食事会として知られるのは、2023年2月20日、侍ジャパンの宮崎キャンプ初の休日の夜に、投手14人が宮崎市内の焼き肉店に集まった場です。デイリースポーツが報じ、本人も「宇田川さんを囲む会に参加させていただきました!宇田川さん、ご馳走様でした!」と投稿しています。

記事は「ダルさん主催」と書いていますが、本人のツイートは「参加させていただきました」という文言で、主催や支払いには触れていません。食事会は栄養面の取り組みというより、チームの関係づくりの場として報じられた出来事です。

(参考)デイリースポーツ(2023年2月20日)

Q. ダルビッシュの食事会とは何ですか?

2023年2月20日、侍ジャパン宮崎キャンプ初の休日の夜に、投手14人が宮崎市内の焼き肉店で開いた会です。本人は「参加させていただきました」と投稿しています。

ダルビッシュの食事から取り入れる法|自分の基準と比べる

ダルビッシュの食事は、競技で体を作ってきた個人の記録です。一般の人が取り入れるときは、まず自分の基準と比べるのが近道です。

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、成人男性(18〜49歳)のたんぱく質の推奨量は1日65gで、目標量はエネルギーの13〜20%とされています。これは一般成人向けの基準で、アスリート向けの数値ではない点に注意してください。ダルビッシュの本人発言にはグラム数がないため、「何gか」より「何を組み合わせるか」を見るのが現実的です。

本人発言から取り入れやすいのは、ご飯・みそ汁・納豆・卵・鶏肉・サラダという組み合わせです。同じ考え方で食事を見直したい場合は、メッシの食事で扱った甘いものと飲み物の見直しも参考になります。全体の位置づけはコンディショニング完全ガイドにまとめています。

(参考)厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定ポイント

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ダルビッシュの食事のまとめ

確認できた事実の要点は次のとおりです。

  • 日本ハム期は増量優先で、体重は高校時代の83kgから100kgまで増えたと報じられています。
  • レンジャーズ期の2014年に肉中心から野菜中心へ変え、公式掲載体重は102kgから97kgになりました。
  • 2024年の本人発言では、白米・みそ汁・納豆・温泉卵・鶏胸肉・サラダを和食の自炊で食べています。
  • 体調不良のときは「糖質と塩を一緒に入れ、水分をしっかり入れる」と本人が語っています。
  • 1日のカロリーやたんぱく質量は本人が公表しておらず、一般向けの基準(成人男性65g/日)とは分けて読む必要があります。

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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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