川崎ブレイブサンダースの公式サイトに載るスポンサーを数えると、223の企業・団体でした。ユニフォームの胸には川崎市に本社を置くミツトヨが入り、2029-30シーズンまでの契約更新が決まっています。Bリーグのクラブ決算概要で見ると、2025年度のスポンサー収入は約10.3億円で、B1平均の約85%の水準でした。
クラブは1950年に東芝の男子バスケットボール部として生まれ、2018-19シーズンからはDeNAが運営しています。協賛の金額は公表されておらず、お問い合わせフォームから相談する形です。どの企業がどの区分で支えているのか、東芝とDeNAとの関係、相談の入り口を、公式サイトの一覧と発表、Bリーグの決算、川崎市の資料で確かめていきます。
川崎ブレイブサンダースのスポンサーは223の企業・団体
公式サイトの「協賛企業一覧」は、グローバルトップパートナー、オフィシャルスポンサー、サプライヤー、サポートカンパニーの4区分です。2026年10月24日に掲載を数えると227件あり、サプライヤーとオフィシャルスポンサーの両方に載る4社を1社として数えると223の企業・団体になりました。一覧には企業のほか、病院や診療所、学校法人、農業協同組合、財団なども含まれます。
| 区分 | 掲載数 | 主な企業・団体 |
|---|---|---|
| グローバルトップパートナー | 1 | ミツトヨ |
| オフィシャルスポンサー(先頭の22社) | 22 | 小久保製氷冷蔵、杉本電機産業、三菱化工機、ディー・エヌ・エー、川崎信用金庫、ミズノ、レゾナック、味の素、オカムラ、JFEスチール/JFEエンジニアリング など |
| オフィシャルスポンサー(続く137社・団体) | 137 | アサヒビール、コカ・コーラボトラーズジャパン、JTB、東芝、東急、日本生命、ビックカメラ、三井住友銀行、大和証券 など |
| サプライヤー | 9 | ミズノ、味の素、小久保製氷冷蔵、酒井医療、セノー、ニチバン、日東工器 など |
| サポートカンパニー | 58 | 川崎住宅、川崎市信用保証協会、キヤノンアネルバ、ミサワホーム 神奈川支社、住友生命 など |
| 合計(掲載数) | 227 | 区分をまたぐ重複4社を除くと223 |
出典:川崎ブレイブサンダース公式サイト「協賛企業一覧」をもとに Human Soar 作成(2026年10月24日時点、掲載を数えたもの。JFEスチール/JFEエンジニアリングは1件として掲載されているため1件で数えた)
オフィシャルスポンサーの先頭22社は募集ページにも並ぶ
オフィシャルスポンサーは、一覧の中で22社と137社・団体の2つの並びに分かれています。先頭の22社は、スポンサー募集のページの「スポンサー企業」欄にも、グローバルトップパートナーのミツトヨと一緒に載っています。運営会社を100%出資で設けたディー・エヌ・エーや、地元の川崎信用金庫、ユニフォームのパンツに入るオカムラやJFEグループもこの22社に含まれます。
続く137社・団体には、アサヒビールやコカ・コーラボトラーズジャパン、三井住友銀行のような全国企業と、川崎鶴見臨港バスやセレサ川崎農業協同組合のような地元の企業・団体が並びます。社名から医療機関と分かるもの(病院・診療所・医療法人)を数えると、一覧全体で11ありました。
(参考)スポンサーシップのご案内 – 川崎ブレイブサンダース
サポートカンパニーの58のうち12は名前に川崎が入る
サポートカンパニーは58の企業・団体で、一覧ではロゴだけが並びます。名前に「川崎」が入るものを数えると12あり、川崎住宅、川崎市信用保証協会、川崎地区貨物自動車事業協同組合、川崎日航ホテルなどが含まれます。ほかにキヤノンアネルバやミサワホームの神奈川支社、住友生命、学校法人深堀学園も載っています。
クラブはスポンサー募集のページで、スポンサーの約50%が川崎に本社を置く企業だと説明しています。同じページでは「現在241社」とも示していますが、時点の記載はなく、2026年10月24日に数えた一覧の数とは一致しません。
(参考)スポンサーシップのご案内 – 川崎ブレイブサンダース
Q. 川崎ブレイブサンダースのスポンサーは何社ですか?
公式サイトの協賛企業一覧(2026年10月24日時点)に載っているのは、重複を除いて223の企業・団体です。区分ごとの掲載数は、グローバルトップパートナー1、オフィシャルスポンサー159、サプライヤー9、サポートカンパニー58で、サプライヤーのうち4社はオフィシャルスポンサーにも載っています。スポンサー募集のページでは「現在241社」と示されていますが、いつ時点の数かは書かれていません。
スポンサー収入は約10.3億円でB1平均の85%
Bリーグが公表するクラブ決算概要で見ると、川崎ブレイブサンダースの2025年度のスポンサー収入は1,029,889千円(約10.3億円)でした。B1の26クラブで17番目の金額です。2023年度からの3年間を並べると次のとおりです。
| 年度 | 営業収入(千円) | スポンサー収入(千円) | 営業収入に占める割合 | B1平均のスポンサー収入(千円) | B1平均に対する割合 | B1での順位 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2023年度(2023-24シーズン) | 2,126,219 | 796,445 | 37.5% | 944,668 | 84% | 15位/24クラブ |
| 2024年度(2024-25シーズン) | 2,378,439 | 941,781 | 39.6% | 1,076,040 | 88% | 11位/24クラブ |
| 2025年度(2025-26シーズン) | 2,555,948 | 1,029,889 | 40.3% | 1,216,947 | 85% | 17位/26クラブ |
出典:Bリーグ「クラブ決算概要」2023年度・2024年度・2025年度をもとに Human Soar 作成。割合と順位は各年度の数値から計算したもの。川崎ブレイブサンダースは決算期間とシーズンが同じでないクラブとして注記されている
スポンサー収入は2年で約2.3億円増え、営業収入に占める割合も37.5%から40.3%に上がりました。それでもB1平均には届いておらず、B1平均に対する割合は84%から88%、85%と動いています。B1の他クラブとの比較はBリーグのスポンサー一覧で並べています。
(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
(参考)B.LEAGUE 2024-25シーズン(2024年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
(参考)B.LEAGUE 2023-24シーズン(2023年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
ユース・スクール関連収入はB1で3年続けて最多
収入の内訳で目立つのは、ユース・スクール関連収入です。2025年度は283,447千円で、B1平均の87,744千円の3倍を超え、2023年度と2024年度もB1で最も多い金額でした。ミズノとのサプライヤー契約の発表でも、クラブはスクール「THUNDERS KIDS」をBリーグ最大規模と説明しています。
子どもや家族と接点を持ちたい企業にとっては、スクールやユースの活動がクラブの持ち物の1つになります。ミズノは、トップチームだけでなくユースやスクールの子どもたちにも製品を届けることを、契約の狙いに挙げています。
(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
(参考)ミズノ株式会社とのオフィシャルサプライヤー契約を締結(2026年7月1日) – 川崎ブレイブサンダース
1社あたりのスポンサー収入は約462万円
2025年度のスポンサー収入を、公式一覧の223の企業・団体で割ると、1社あたり約462万円です。決算は2025-26シーズンの数字で、一覧は2026年10月時点のため、時期が1シーズンずれている点に注意が要ります。
実際の契約額は区分や掲出の場所で大きく違い、この平均からは分かりません。他のクラブが公表している料金と比べたいときは、スポーツスポンサー料の相場が参考になります。
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(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
Q. 川崎ブレイブサンダースのスポンサー収入はいくらですか?
2025年度のスポンサー収入は1,029,889千円(約10.3億円)でした。B1の26クラブで17番目の金額で、B1平均の1,216,947千円の約85%にあたります。2023年度の796,445千円からは、2年で約2.3億円増えています。
ユニフォームスポンサーは12社で胸はミツトヨ
2026-27シーズンのユニフォームスポンサーは、グローバルトップパートナーのミツトヨをはじめとする12社です。各社がいつから入っているかを、クラブの過去の発表と合わせて並べました。
| 位置 | 企業 | クラブ発表で確かめられる掲出の開始 |
|---|---|---|
| ユニフォーム 胸正面 | 株式会社ミツトヨ | 2020-21シーズン |
| ユニフォーム 左肩 | 小久保製氷冷蔵株式会社 | 2026-27シーズン(2022-23と2023-24はパンツ前面に掲出) |
| ユニフォーム 背面上部 | 杉本電機産業株式会社 | 2022-23シーズン |
| ユニフォーム 背面下部 | 川崎信用金庫 | 2023-24シーズン |
| パンツ前面 右 | JFEグループ | 2016-17シーズン |
| パンツ前面 右もも上 | デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社 | 2024-25シーズン |
| パンツ前面 右もも下 | 株式会社オカムラ | 2016-17シーズン |
| パンツ前面 左もも | はぐくみ母子クリニック | 2021-22シーズン |
| パンツ背面 右上 | 富士電機E&C株式会社 | 2025-26シーズン(2023-24と2024-25は富士古河E&Cの名で掲出) |
| パンツ背面 右下 | ディアスタッフ株式会社 | 2021-22シーズン |
| パンツ背面 左上 | 山本商会株式会社 | 2025-26シーズン |
| パンツ背面 左下 | ヤマネノシゴトグループ | 2020-21シーズン |
出典:川崎ブレイブサンダース公式サイト「2026-27シーズン ユニフォームデザイン およびユニフォームスポンサー決定のお知らせ」と2023-24・2024-25・2025-26シーズンの同じお知らせをもとに Human Soar 作成
JFEグループとオカムラは2016-17シーズンから続いており、2026-27シーズンで11シーズン目です。2025-26シーズンからの入れ替わりは左肩の1枠で、インディードリクルートパートナーズから小久保製氷冷蔵に替わりました。
(参考)2026-27シーズン ユニフォームデザイン およびユニフォームスポンサー決定のお知らせ(2026年7月1日) – 川崎ブレイブサンダース
(参考)2025-26シーズン ユニフォームデザイン およびユニフォームスポンサー決定のお知らせ(2025年8月24日) – 川崎ブレイブサンダース
(参考)2024-25シーズン ユニフォームデザイン およびユニフォームスポンサー決定のお知らせ(2024年8月26日) – 川崎ブレイブサンダース
(参考)2023-24シーズン ユニフォームデザイン およびユニフォームスポンサー決定のお知らせ(2023年8月22日) – 川崎ブレイブサンダース
ミツトヨは看板から胸に移り通算10年になる
ミツトヨは川崎市高津区に本社を置く精密測定機器のメーカーです。2020年1月にオフィシャルスポンサーとなり、ホームゲームのセンターハングビジョン上部の看板にロゴを出すところから始まりました。2020-21シーズンからはグローバルトップパートナーとして、ユニフォームの胸にロゴが入っています。
2026年7月には、2029-30シーズンまで4年間の契約更新が発表されました。胸スポンサーはこれまでの6年と合わせて通算10年になります。2025-26シーズンには、川崎市と進める企画の一環として、胸のロゴを「Mitutoyo」から「KAWASAKI」に替えたユニフォームの取り組みもありました。
(参考)株式会社ミツトヨとの グローバルトップパートナーシップ締結のお知らせ(2020年7月30日) – 川崎ブレイブサンダース
(参考)株式会社ミツトヨとのグローバルトップパートナー契約を2029-30シーズンまで更新(2026年7月1日) – 川崎ブレイブサンダース
ウェアの提供はアシックスからミズノに替わった
ユニフォームなどのウェアは、2007-08シーズンからアシックスジャパンが提供してきました。2026-27シーズンからはミズノがオフィシャルサプライヤーになり、ユニフォームを含むチームのウェアを提供しています。ミズノはオフィシャルスポンサーの一覧にも載っています。
試合前に着るシューティングシャツには8社、ウォームアップジャージには11社の名前が入ります。シューティングシャツの背面にはディー・エヌ・エーの名前も入ります。ユニフォームより小さい枠から社名を出したい企業には、こうしたウェアの枠も相談の対象になります。
(参考)2024-25シーズン ユニフォームデザイン およびユニフォームスポンサー決定のお知らせ(2024年8月26日) – 川崎ブレイブサンダース
(参考)ミズノ株式会社とのオフィシャルサプライヤー契約を締結(2026年7月1日) – 川崎ブレイブサンダース
(参考)2026-27シーズン チームウェア デザインおよびスポンサー決定のお知らせ(2026年8月27日) – 川崎ブレイブサンダース
Q. 川崎ブレイブサンダースのメインスポンサーはどこですか?
ユニフォームの胸に社名が入るグローバルトップパートナーの株式会社ミツトヨです。川崎市高津区に本社を置く精密測定機器のメーカーで、2020-21シーズンから胸に入っています。2026年7月には、2029-30シーズンまでの4年間の契約更新が発表されました。
東芝の部として生まれ2018-19シーズンからDeNAが運営する

川崎ブレイブサンダースは、東芝の部として始まり、DeNAが運営を引き継いだクラブです。運営が替わった後も東芝はスポンサーを続け、2020-21シーズンからは地元のミツトヨが胸のスポンサーになりました。2026-27シーズンは新しい最上位リーグB.PREMIERの初年度で、ウェアの提供もミズノに替わっています。
1950年に東芝の小向事業所で創部した
東芝の2017年12月の開示によると、クラブの母体は1950年に創部した東芝小向事業所(川崎市)の男子バスケットボール部です。創部から川崎市を拠点にしており、開示の時点で天皇杯優勝3回、国内トップリーグ優勝4回を挙げていました。
同じ開示では、承継の対象となったバスケットボール事業の売上高が、2017年3月期で723百万円と示されています。2025年度のクラブ決算概要の営業収入は2,555,948千円(約25.6億円)で、集計の範囲は同じとは限りませんが、約3.5倍の規模になっています。
(参考)当社グループのバスケットボール事業の承継について(2017年12月6日) – 株式会社東芝
(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ
DeNAへの承継は2017年12月に合意した
DeNAと東芝は2017年12月6日に、クラブを2018-19シーズンからDeNAグループが引き継ぐことで合意しました。同じ日のBリーグの理事会で、2018-19シーズンからのオーナー変更も承認されています。2017-18シーズンは東芝グループの会社が運営を続け、DeNAはスポンサーとして支援しました。
運営会社の株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースは2018年1月11日に設立され、吸収分割の効力発生日は2018年7月1日の予定とされていました。DeNAは、神奈川県で球団運営などで培ったノウハウを生かすとしています。
(参考)「東芝川崎ブレイブサンダース」の承継合意について(2017年12月6日) – 株式会社ディー・エヌ・エー
東芝は承継の後もスポンサーを続けている
2020年7月のミツトヨとの契約発表で、クラブは東芝について、事業の承継後もユニフォームスポンサーとして支え、2020-21シーズンもオフィシャルスポンサーを続けると述べています。2026年10月時点の協賛企業一覧にも、株式会社東芝がオフィシャルスポンサーとして載っています。
川崎市は、市を拠点に活躍するトップチームを「かわさきスポーツパートナー」としており、川崎ブレイブサンダースのほか、東芝ブレイブアレウスも6チームの1つです。親会社が替わっても、東芝と川崎とのつながりは協賛の形で続いています。
(参考)株式会社ミツトヨとの グローバルトップパートナーシップ締結のお知らせ(2020年7月30日) – 川崎ブレイブサンダース
協賛の金額は相談で決まり入り口は目的で選ぶ

公式サイトには協賛の金額や区分ごとの料金表は載っておらず、問い合わせてから提案を受ける形です。そのぶん、何を得たいかを先に決めておくと相談が早く進みます。社名を出したいならオフィシャルスポンサー、自社の製品で支えるならサプライヤー、社員で観戦したいなら団体観戦チケット、子どもを支えたいならスポンサー企業と一緒に行う地域の企画が入り口になります。
募集ページが示すメニューはユニフォームから選手の派遣まで
スポンサー募集のページは、代表的なメニューとして、ユニフォーム・ウェアへの広告、ホーム約30試合の会場ビジョンへの広告、ホーム試合の冠協賛、観戦チケットの活用、クラブのSNSやYouTubeの活用、イベントへの選手・マスコット・チアの派遣を挙げています。選手の派遣は原則オフシーズンだけです。
来場者については、男性と女性が同じくらいの比率で、川崎市を中心に東横線沿いの東京都や横浜市からの来場が多く、30〜40代のファミリー層が中心だと説明しています(2023-24シーズン時点)。自社の客層と合うかを確かめる材料になります。
(参考)スポンサーシップのご案内 – 川崎ブレイブサンダース
社員の観戦は11名以上の団体観戦が使える
11名以上で観戦する場合は、団体観戦として申し込めます。対象は2階のエンド側の席で、価格は試合ごとに決まります。クラブは、Bリーグチケットをカード決済で買いスマートフォンで受け取ると1枚220円の引換手数料がかかる例を示しており、団体観戦ではこの手数料がかかりません。
申し込みはフォームから行い、クラブから届く案内に沿ってチケット代を振り込みます。入金が確認できた時点で手配が完了し、振込後のキャンセルはできないため、人数を固めてから申し込みます。
相談はお問い合わせフォームから始める
スポンサーの相談は、公式サイトのお問い合わせフォームで種別「スポンサーシップに関するご相談」を選んで送ります。クラブは返信に数日かかることがあるとしています。候補のクラブを比べる段階なら、スポーツスポンサーの選定基準のように評価の項目を先に決めておくと判断がぶれません。
社内の稟議では、なぜ川崎ブレイブサンダースなのか、どの枠を選ぶのか、何を測るのかを書きます。費用の経理の扱いはスポンサー料の勘定科目にまとめています。
国税庁は、得意先や仕入先など事業に関係のある者への接待・供応・贈答などの費用を交際費等とし、不特定多数の者への宣伝的効果を意図した費用は広告宣伝費になると説明しています。取引先を招く観戦チケットは交際費等にあたることがあり、期末の資本金の額が1億円以下などの法人は、交際費等のうち年800万円(定額控除限度額)を超える部分を損金に入れない計算を選べます。最終的な扱いは顧問の税理士に確認します。
あわせて読みたいスポーツ協賛の稟議書の書き方|担当者が書く8項目と例文›
(参考)スポンサーシップのご案内 – 川崎ブレイブサンダース
(参考)No.5260 交際費等と広告宣伝費との区分 – 国税庁
(参考)No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算 – 国税庁
Q. 川崎ブレイブサンダースのスポンサー料はいくらですか?
協賛の金額や区分ごとの料金表は、公式サイトに載っていません。公式サイトのお問い合わせフォームで、種別「スポンサーシップに関するご相談」を選んで相談します。目安として、2025年度のスポンサー収入を公式一覧の223の企業・団体で割ると、1社あたり約462万円になります。
ホームタウン川崎市との協定とアリーナの命名権
川崎ブレイブサンダースのホームタウンは川崎市で、ホームアリーナは中原区の東急ドレッセとどろきアリーナです。市とは協定を結び、スポンサー企業と一緒に子ども向けの取り組みも行っています。スポーツ界全体の課題との関係は日本スポーツ業界の課題でも取り上げています。
とどろきアリーナの命名権は東急で年1,500万円
川崎市の発表によると、川崎市とどろきアリーナの愛称は2025年6月1日から「東急ドレッセとどろきアリーナ」になりました。ネーミングライツ料は年額1,500万円、契約期間は2028年8月31日までの3年3か月です。等々力緑地の再編整備・運営を担う川崎とどろきパーク株式会社が東急株式会社と契約し、ネーミングライツ料の50%を市に納めます。
東急株式会社は、川崎ブレイブサンダースのオフィシャルスポンサーの一覧にも載っています。命名権の費用の考え方はネーミングライツの相場にまとめています。
(参考)「川崎市とどろきアリーナ」の愛称が「東急ドレッセとどろきアリーナ」に決まりました!(令和7年5月30日) – 川崎市 建設緑政局
2026年1月に新アリーナを見据えた協定を3者で結んだ
川崎市、株式会社ディー・エヌ・エー、株式会社DeNA川崎ブレイブサンダースは、2026年1月29日に「アリーナシティ・プロジェクトを契機とした持続可能なまちづくりの推進に向けた連携協定」を結びました。アリーナシティ・プロジェクトは、DeNAが京浜急行電鉄等と共同で、京急川崎駅隣接エリアに新アリーナを含む施設の開業を目指す開発です。
協定の協力内容は、気候変動、資源循環、ウェルビーイング、地域コミュニティの活性化など8つの項目です。2020年9月に市と結んだSDGsの協定は、この協定に合わせて廃止されました。クラブは、ミツトヨやミズノとの契約の発表で、2030年の新アリーナ開業を見据えると述べています。
あわせて読みたい川崎フロンターレのスポンサー404社|サポートカンパニー287社と決算欄が2つある理由›
(参考)持続可能な開発目標(SDGs)に関する包括連携協定 – 川崎市
(参考)株式会社ミツトヨとのグローバルトップパートナー契約を2029-30シーズンまで更新(2026年7月1日) – 川崎ブレイブサンダース
新1年生への入学ギフトに地元の6社・団体が加わった
クラブは、2026年4月の入学式で川崎市立の小学校と特別支援学校の全119校の新1年生約12,000名に、学用品などを詰め合わせた「サンダースギフト」を贈ると2026年1月に発表しました。中身はトートバッグ、クレヨン、巾着袋、給食用ナプキン、定規、ノート、反射素材のキーホルダーです。
品物は、堂本製菓、東京応化工業、グリーニアン、セレサ川崎農業協同組合、宮松エスオーシー、ヨシノ自動車の6社・団体が1品ずつ受け持ちました。いずれも川崎市内に本社などを置き、クラブのスポンサー一覧にも載っています。地域への貢献を協賛の目的にする企業にとって、ほかのスポンサーと組む企画は参加しやすい形です。
(参考)Bリーグ初!川崎市の新小学1年生12,000名へ「サンダースギフト」を寄贈(2026年1月23日) – 川崎ブレイブサンダース
川崎ブレイブサンダースのスポンサーのまとめ
川崎ブレイブサンダースは、東芝の部から始まり、DeNAの運営のもとで川崎の企業に支えられているクラブです。数値と出典は本文の各セクションに記載しています。
- 公式の協賛企業一覧は223の企業・団体(掲載は227件)。オフィシャルスポンサーが159、サポートカンパニーが58
- ユニフォームスポンサーは12社。胸はミツトヨで、2029-30シーズンまでの更新が決まっている
- 2025年度のスポンサー収入は約10.3億円でB1平均の約85%。ユース・スクール関連収入はB1で3年続けて最多
- 東芝は承継後もスポンサーを続け、2018-19シーズンからDeNAが運営している
- 協賛の金額は公表されておらず、お問い合わせフォームの「スポンサーシップに関するご相談」から相談する
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