ゴルフクラブメーカー一覧12社|区分別の特徴と法人向け対応

ゴルフクラブメーカー一覧12社 区分別の特徴と法人向け対応 スポーツビジネス

ゴルフクラブの会社は、日本の公式サイトで事業を確認できた12社を「出自」で分けると整理しやすくなります。内訳は総合スポーツ用品メーカー系が2社、ゴルフ用品が中心の会社が3社、別の事業から入った会社が3社、海外ブランドの日本法人・日本展開が4社です。国内のゴルフ用品市場は、矢野経済研究所の推計で2024年に2,933億3,000万円と、コロナ禍前の2019年の110.6%の水準でした。

社内コンペの賞品や取引先への贈答を考えたとき、ミズノやヨネックス、タイトリストくらいしか思い浮かばず、どの会社がどんな窓口を持っているのか分からない、という場面はありませんか。売り場では各社のロゴが並んでいても、会社の成り立ちや法人向けの受け付けまでは見えにくいものですよね。

この記事では、公式サイトで会社概要や事業内容を確認できた12社を取り上げました。国内で流通するゴルフクラブの全メーカーを網羅した一覧ではありません。確認日は2026年10月15日です。スポーツ用品を作る会社の全体像は、スポーツビジネスの全体像やボクシンググローブの企業一覧、登山用品メーカーの一覧でも整理しています。

  1. ゴルフクラブの会社12社の比較表|本社・設立・事業の位置づけを公式サイトで確認
    1. ミズノ|1906年創業でドライバーからパターまで揃え、レンタルとスクールも持つ大阪の総合メーカー
    2. ヨネックス|1958年設立でゴルフ場の運営も手がける文京区のスポーツ用品メーカー
    3. ブリヂストンスポーツ|1972年設立で資本金30億円、ゴルフ用品の製造販売とスクール運営を担う
    4. 本間ゴルフ|1959年設立で山形県酒田市に工場を持ち、東京と上海に本社を置く
    5. プロギア|1983年設立の従業員91名、横浜ゴム内に本社を置くゴルフ用品の会社
    6. 住友ゴム工業(ダンロップ)|タイヤ事業が軸でスリクソンとゼクシオを展開する神戸の会社
    7. ヤマハ|楽器大手が「inpres」「RMX」でクラブを手がける浜松の会社
    8. フジクラ|Fujikura Golfが1994年に米国でシャフト事業を始めた電線・通信大手
    9. アクシネット ジャパン(タイトリスト)|1983年創業で米アクシネットカンパニーの100%子会社
    10. キャロウェイゴルフ|2000年に事業を始め、ロゴ入りボール10ダースからの法人向けサービスを持つ
    11. テーラーメイド ゴルフ|資本金4億9,900万円で、カスタムフィッティングとカスタムクラブを案内
    12. ピン(PING)|1967年に母体を設立し、国内組み立てとフィッティングを柱にする
  2. ゴルフクラブの会社は出自で4タイプに分かれる|総合系・ゴルフ中心・異業種発・海外ブランド
  3. 国内ゴルフ用品の市場規模は2024年に2,933億円|ピークの2022年から5.1%縮小
  4. ゴルフクラブを会社で選ぶ前に確かめる3点|フィッティング・法人向け注文・購入窓口
    1. フィッティングの案内は7社|ミズノ・ヨネックス・テーラーメイドなどが公式サイトに記載
    2. 法人向けの注文窓口を確認できたのはキャロウェイゴルフ1社|ロゴ入りボールは10ダースから
    3. 購入窓口は直営店・公式ストア・取扱店で違う|レンタルの有無も会社ごと
  5. まとめ|ゴルフクラブの会社は出自と窓口で選ぶ

ゴルフクラブの会社12社の比較表|本社・設立・事業の位置づけを公式サイトで確認

選定条件は「日本語の公式サイトで会社概要を確認でき、ゴルフクラブ本体またはクラブ部品(シャフト)の事業を確認できること」です。フォーティーン、マルマン、キャスコ、三浦技研、グラファイトデザインは、確認日に公式サイトを開けなかったため載せていません。

会社名 タイプ 本社所在地 創業・設立 公式サイトで確認できたゴルフ関連の事業
ミズノ 総合スポーツ用品系 大阪市住之江区(大阪本社)、東京都千代田区(東京本社) 創業1906年4月1日 ドライバーからパターまでのクラブに加え、フィッティング・レンタル・スクールを案内
ヨネックス 総合スポーツ用品系 東京都文京区湯島 創業1946年4月、設立1958年6月 スポーツ用品の製造販売とゴルフ場の運営。クラブ、シャフト、フィッティングスタジオ
ブリヂストンスポーツ ゴルフ用品中心 東京都中央区京橋 設立1972年9月19日 ゴルフ用品の製造・仕入れ・販売と、ゴルフスクールの企画・運営
本間ゴルフ ゴルフ用品中心 東京本社(港区麻布台)、上海本社 設立1959年2月18日 クラブ・ボール・アパレルの製造販売。山形県酒田市に開発・製造工場
プロギア ゴルフ用品中心 神奈川県平塚市追分(横浜ゴム内) 設立1983年11月 ゴルフ用品・関連機器の企画・開発・製造。従業員91名
住友ゴム工業(ダンロップ) 異業種発 神戸市中央区(本店)、東京都江東区(東京本社) 創業1909年、設立1917年 事業内容にゴルフ用品を明記。ダンロップ スポーツの公式サイトでゴルフを案内
ヤマハ 異業種発 静岡県浜松市中央区 創業1887年、設立1897年10月12日 楽器大手。ゴルフは専用サイトで「inpres」「RMX」を案内
フジクラ 異業種発 東京都江東区木場 創業1885年2月、設立1910年3月18日 電線・通信大手。米国のゴルフ法人サイトでシャフトを紹介
アクシネット ジャパン(タイトリスト) 海外ブランドの日本法人 東京都大田区 創業1983年9月(昭和58年) 米アクシネットカンパニーの100%子会社。フィッティングセンター東京、直営店、レンタルを案内
キャロウェイゴルフ 海外ブランドの日本法人 東京都港区南青山 事業開始2000年 クラブの輸入・組立・卸売販売。法人向けサービスを案内
テーラーメイド ゴルフ 海外ブランドの日本法人 東京都江東区青海 確認できず カスタムフィッティングとカスタムクラブを案内
ピン(PING) 海外ブランドの日本展開 確認できず 1967年に母体となる会社を設立(公式表記) 国内組み立てとフィッティングを「3つの哲学」の柱に掲げる

出典:各社公式サイト(2026年10月15日確認)。「確認できず」は、公式サイトで記載を確認できなかった項目です。タイプ分けは本記事の整理です。

本社所在地を確認できた11社のうち、東京都内に本社または東京本社を置くのは9社でした。残りはプロギア(神奈川県平塚市)とヤマハ(浜松市)の2社です。ピンは日本側の所在地を公式サイトで確認できませんでした。

ミズノ|1906年創業でドライバーからパターまで揃え、レンタルとスクールも持つ大阪の総合メーカー

ミズノは大阪市住之江区に大阪本社、東京都千代田区に東京本社を置く会社です。創業は1906年4月1日で、資本金は261億3,700万円、連結従業員数は3,649人(2025年3月31日現在)と公式サイトで公表しています。

公式オンラインのゴルフページには、ドライバー、フェアウエーウッド、ユーティリティ、アイアン、ウエッジ、パター、エントリーセットが並びます。サービスの欄には、フィッティング、セルフフィッティング、試打会・フィッティング会、クラブオーダー、クラブレンタル、ゴルフスクールがあります。多競技を扱う総合メーカーなので、売上に占めるゴルフの比重は公式サイトからは読み取れません。

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(参考)企業情報 – ミズノ株式会社

(参考)ゴルフ – ミズノ公式オンライン

ヨネックス|1958年設立でゴルフ場の運営も手がける文京区のスポーツ用品メーカー

東京都文京区湯島に本社を置くヨネックスは、創業1946年4月、設立1958年6月、資本金47億660万円の会社です。公式サイトの事業内容には、スポーツ用品の製造および販売と並んで、ゴルフ場の運営が書かれています。

ゴルフのページには、クラブ、シャフト、シューズ、バッグ、アクセサリー、ウェア、ジュニア向けの商品があります。サービスとして、フィッティングスタジオ、カスタムフィッティングの注文、レンタルクラブのサービスを案内しています。新着情報には、国内自社工場製のカスタムシャフト「KAIZA H」「KAIZA L」を2026年9月下旬から発売するというお知らせがありました。

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(参考)基本情報 – ヨネックス株式会社 企業情報サイト

(参考)ゴルフ – ヨネックス株式会社

ブリヂストンスポーツ|1972年設立で資本金30億円、ゴルフ用品の製造販売とスクール運営を担う

ブリヂストンスポーツ株式会社の本社は東京都中央区京橋にあります。設立は1972年9月19日、資本金は30億円で、グループの事業内容は「ゴルフ用品の製造・仕入れ・販売」と「ゴルフのイベント、ゴルフスクールの企画・運営」の2つです。

関連会社として、ブリヂストンスポーツ セールス ジャパン株式会社とBridgestone Golf, Inc.が公式サイトに載っています。ブランドサイトでは、商品情報、キャンペーン・イベント、ショップ情報、試打・フィッティング、コンペ、契約プロ選手、ツアー情報を案内しています。

(参考)会社概要 – ブリヂストンスポーツ株式会社

(参考)トップページ – ブリヂストンスポーツ株式会社

本間ゴルフ|1959年設立で山形県酒田市に工場を持ち、東京と上海に本社を置く

本間ゴルフの設立は1959年2月18日で、沿革には1958年1月に横浜市鶴見区でゴルフ練習場を開業したことが書かれています。事業内容は、ゴルフクラブ、ボール、アパレル、アクセサリーを含むゴルフ用品の製造および販売です。

東京本社は港区麻布台ヒルズ森JPタワー46階、上海にも本社があり、開発・製造工場は山形県酒田市の酒田工場です。従業員数は712名(2023年9月30日現在)で、香港、台湾、韓国、スイス、米国にも拠点があります。国内では、店舗検索、試打会、トータルフィッティング、ゴルフスクールを案内しています。

(参考)会社概要 – 本間ゴルフ

プロギア|1983年設立の従業員91名、横浜ゴム内に本社を置くゴルフ用品の会社

株式会社プロギアの設立は1983年11月、資本金は9,500万円、従業員数は91名です(いずれも2023年1月1日現在)。本社は神奈川県平塚市追分2-1の横浜ゴム内にあります。

事業内容の最初に書かれているのは「ゴルフ用品/関連機器の企画・開発・製造」です。今回の12社の中では従業員数が最も少なく、ゴルフ用品に絞った小さな組織で開発を担っている会社だと分かります。

(参考)会社概要 – 株式会社プロギア

住友ゴム工業(ダンロップ)|タイヤ事業が軸でスリクソンとゼクシオを展開する神戸の会社

住友ゴム工業は神戸市中央区脇浜町に本社、東京都江東区豊洲に東京本社を置きます。創業1909年、設立1917年、資本金は426億5,800万円で、従業員数は7,675名(連結37,671名、2025年末現在)です。事業内容は、タイヤ、アルミホイールに続いて、ゴルフ用品、テニス用品などが並びます。

ゴルフ用品はダンロップ スポーツの公式サイトで案内しています。2026年10月のニュースには、「XXIO HYPER RD スヌーピー」の10月16日発売や、TEAMスリクソン・レディスの優勝報告が載っていました。スポーツ事業の工場は、市島、宮崎、タイ、フィリピン、インドネシア、米国と公式サイトに書かれています。

(参考)会社概要 – 住友ゴム工業株式会社

(参考)ダンロップ スポーツ 公式サイト

ヤマハ|楽器大手が「inpres」「RMX」でクラブを手がける浜松の会社

ヤマハ株式会社は浜松市中央区中沢町に本社を置き、創業は1887年、設立は1897年10月12日、資本金は285億34百万円です。会社概要の主要事業は楽器事業、音響機器事業、その他の事業で、ゴルフは明示されていません。

ゴルフは専用サイトで案内しており、2024年10月の資料には「inpres」と「RMX」のドライバーが載っています。2024年4月のニュースリリースでは、軟鉄鍛造ボディのアイアン「RMX VD/M IRON Black Limited Edition」を、#5〜PWの6本、100セット限定、178,200円(税込)で発売すると案内しました。

(参考)会社概要 – ヤマハ株式会社

(参考)ニュースリリース(2024年4月) – ヤマハ株式会社

フジクラ|Fujikura Golfが1994年に米国でシャフト事業を始めた電線・通信大手

株式会社フジクラは東京都江東区木場に本社を置く会社で、創業1885年2月、設立1910年3月18日、資本金は530億円です(2026年3月31日現在)。連結従業員数は50,586名、2025年度の連結売上高は1兆1,824億円と公式サイトにあります。

ゴルフシャフトは、米国のFujikura Golfの公式サイトで紹介されています。同サイトによると、事業の始まりは1994年にカリフォルニア州ヴィスタで設立したFujikura Composite Americaで、現在の本社は同州カールスバッドです。ウッド用、ハイブリッド用、アイアン用のシャフトを扱い、クラブ本体ではなく部品で組み合わさる会社なので、完成クラブの会社とは役割が違います。

(参考)会社概要 – 株式会社フジクラ

(参考)30th Year Anniversary – Fujikura Golf

アクシネット ジャパン(タイトリスト)|1983年創業で米アクシネットカンパニーの100%子会社

アクシネット ジャパン インクは、公式サイトで「米アクシネットカンパニーの日本における子会社」「100%アクシネットカンパニー」と説明しています。創業は昭和58年(1983年)9月で、本社は東京都大田区の羽田空港エリアです。

公式サイトでは、タイトリスト フィッティングセンター 東京、直営店、ゴルフクラブとゴルフボールのフィッティング、パフォーマンス体感イベント、即日オウンネーム、ゴルフクラブ レンタル、カスタムクラブガイドを案内しています。クラブの購入前後のサービスが細かく分かれている点が特徴です。

(参考)会社概要 – アクシネット ジャパン インク

(参考)ゴルフクラブ – タイトリスト

キャロウェイゴルフ|2000年に事業を始め、ロゴ入りボール10ダースからの法人向けサービスを持つ

キャロウェイゴルフ株式会社の本社は港区南青山にあり、事業開始は2000年、資本金は1億円、社員数は335名(2026年1月1日現在)です。公式サイトは、世界のキャロウェイゴルフ・カンパニーの日本法人で、「キャロウェイ」「オデッセイ」のクラブ、ボール、アクセサリーなどの輸入、組立、卸売販売を行うと説明しています。2021年に統合したキャロウェイアパレルを中心に、「オジオ」「トラヴィスマシュー」も展開しています。

今回の12社の中で、法人向けサービスのページを確認できたのはこの会社だけです。企業ロゴを最大23mmでプリントしたゴルフボールは最小オーダーが10ダース、ゴルフバッグ(フード、背袋、正面)にはロゴ刺繍が可能です。パターは、ODYSSEYのホワイトホットインサート製品のトウ側にロゴをプリントでき、制作期間は約1か月と書かれています。

(参考)企業概要 – キャロウェイゴルフ株式会社

(参考)法人向けサービス – キャロウェイゴルフ株式会社

テーラーメイド ゴルフ|資本金4億9,900万円で、カスタムフィッティングとカスタムクラブを案内

テーラーメイド ゴルフ株式会社の本社は東京都江東区青海二丁目4番24号の青海フロンティアビルです。公式サイトによると、資本金は499,000,000円、従業員は413名(社員・定時社員)です。設立年は会社概要のページでは確認できませんでした。

公式サイトの上部には「カスタム・フィッティング」のメニューがあり、高度な訓練を受けたフィッターが、プレースタイルや目標に合わせて提案すると案内しています。カスタムクラブのメニューも用意しています。

(参考)会社概要 – テーラーメイド ゴルフ株式会社

(参考)TaylorMade Golf 公式サイト

ピン(PING)|1967年に母体を設立し、国内組み立てとフィッティングを柱にする

PINGの日本向け公式サイトには、「1967年に現在の母体となる会社を設立」と書かれています。日本側の運営会社名や所在地は、取得できたページでは確認できませんでした。

サイトでは「革新的なエンジニアリング」「一人ひとりに合わせたフィッティング」「最高品質の国内組み立て」を3つの哲学として掲げ、日本の職人による国内組み立てを打ち出しています。ほかに、直営店、認定フィッターの在籍店、試打・フィッティングイベント、レンタルクラブの案内があります。

(参考)PING 日本公式サイト

ゴルフクラブの会社は出自で4タイプに分かれる|総合系・ゴルフ中心・異業種発・海外ブランド

ゴルフクラブの会社12社を総合スポーツ用品系・ゴルフ用品中心・異業種発・海外ブランドの4タイプに分けた図解

12社を事業の出自で並べると、同じ「ゴルフクラブの会社」でも成り立ちが大きく違います。総合系のミズノとヨネックスは、ゴルフが多競技の中の1つで、フィッティングやレンタルまで自社で案内しています。ブリヂストンスポーツ、本間ゴルフ、プロギアは事業内容の中心がゴルフ用品です。

住友ゴム工業はタイヤ、ヤマハは楽器、フジクラは電線・通信が主軸で、ゴルフは事業の一部です。海外ブランドの4社は、アクシネット ジャパンが100%子会社、キャロウェイゴルフが輸入・組立・卸売と、日本での役割が会社ごとに違います。この4つの分け方は、公式サイトの記載をもとにした本記事の整理です。

タイプの違いは、問い合わせ先を選ぶときの目安になります。クラブを自社で作る会社なのか、輸入して国内で販売する会社なのかで、取り扱える範囲や相談できる内容が変わるからです。

Q. ゴルフクラブの会社にはどんなタイプがありますか?

出自で4タイプに分けられます。ミズノ・ヨネックスのような総合スポーツ用品メーカー系、ブリヂストンスポーツ・本間ゴルフ・プロギアのようにゴルフ用品が中心の会社、住友ゴム工業・ヤマハ・フジクラのように別の事業から入った会社、アクシネット ジャパン・キャロウェイゴルフ・テーラーメイド ゴルフ・PINGのような海外ブランドの日本法人・日本展開です。今回の12社では、2社・3社・3社・4社の内訳でした。

国内ゴルフ用品の市場規模は2024年に2,933億円|ピークの2022年から5.1%縮小

国内ゴルフ用品市場規模の推移(2019〜2025年予測、メーカー売上高ベース)の図解

矢野経済研究所は、2025年10月10日の発表で、2024年の国内ゴルフ用品市場規模(メーカー売上高ベース)を前年比95.0%の2,933億3,000万円と推計しました。コロナ禍で屋外のアクティビティとして注目された2022年に3,000億円を超えた市場が、3,000億円を割り込んだ形です。

同社の2024年9月の発表と合わせて並べ直すと、2019年の2,653億3,000万円を100としたとき、2020年は87.2、2021年は104.0、2022年は116.5、2023年は116.4、2024年は110.6になります。2025年の予測3,093億5,000万円は、2019年比で116.6にあたります(2021年・2022年・2025年の2019年比は、公表値から計算した本記事の計算値です)。

2022年の3,092億円から2024年の2,933億3,000万円まで、158億7,000万円(5.1%)減りました。ただ、2019年と比べると今も約1割高い水準です。クラブ単体の金額は発表資料で確認できなかったため、ここでの数字はゴルフ用品全体の市場規模です。ゴルフを含む国内スポーツ市場の課題は、日本スポーツ業界の8つの課題で整理しています。

経済産業省の特定サービス産業動態統計調査には、ゴルフ場とゴルフ練習場の月次売上高があります。2024年12月分の速報では、ゴルフ場が7,832百万円(前年同月比2.5%増)、ゴルフ練習場が2,470百万円(同2.9%減)でした。用品の市場が落ち着く一方で、ゴルフの場の売上は月ごとに増減しています。

(参考)ゴルフ用品市場に関する調査を実施(2025年) – 株式会社矢野経済研究所

(参考)ゴルフ用品市場に関する調査を実施(2024年) – 株式会社矢野経済研究所

(参考)特定サービス産業動態統計速報(2024年12月分) – 経済産業省

Q. 国内のゴルフ用品市場はどれくらいの規模ですか?

矢野経済研究所は、2024年の国内ゴルフ用品市場規模(メーカー売上高ベース)を2,933億3,000万円と推計しています。前年比95.0%、2019年比110.6%の水準です。2025年は3,093億5,000万円(前年比5.5%増)の予測です。

ゴルフクラブを会社で選ぶ前に確かめる3点|フィッティング・法人向け注文・購入窓口

会社の名前だけで選ぶと、実際に頼めることが想像と違うことがあります。公式サイトで確認できた範囲では、次の3点が会社ごとに違っていました。

フィッティングの案内は7社|ミズノ・ヨネックス・テーラーメイドなどが公式サイトに記載

公式サイトでフィッティングや試打を案内していたのは、ミズノ、ヨネックス、アクシネット ジャパン、テーラーメイド ゴルフ、PING、本間ゴルフ、ブリヂストンスポーツの7社です。ミズノには「セルフフィッティング」、本間ゴルフには「トータルフィッティング」というように、名前も内容も会社ごとに違います。

社内のゴルフ好きを集めて試打会を開く場合は、会場や人数の条件が会社ごとに違うため、早めに問い合わせると安心です。キャロウェイゴルフは、フィッティングの専用サービスの説明を確認できませんでした。

法人向けの注文窓口を確認できたのはキャロウェイゴルフ1社|ロゴ入りボールは10ダースから

コンペの賞品や周年の記念品を考えるなら、法人向けの窓口があるかが大事です。12社のうち、法人向けサービスのページを確認できたのはキャロウェイゴルフで、ロゴ入りゴルフボールの最小オーダーは10ダース、ロゴデータはIllustratorで提供する条件が書かれていました。

ほかの11社は、確認日時点で公式サイトに法人向けの注文窓口を見つけられませんでした。注文できないという意味ではないので、問い合わせフォームや取扱店で確かめましょう。コンペの景品には、クラブ以外の記念品を選ぶ方法もあります。トロフィー・表彰記念品の製作会社の一覧も参考になります。

購入窓口は直営店・公式ストア・取扱店で違う|レンタルの有無も会社ごと

購入の窓口は、直営店を案内する会社と、公式オンラインストアを持つ会社に分かれます。アクシネット ジャパンとPINGは直営店を、ミズノは直営店一覧を、キャロウェイゴルフは公式オンラインストアと認定中古クラブを案内しています。PINGは認定フィッター在籍店の一覧も載せていて、予約可否や対応範囲は店舗に確認するよう書かれています。

クラブを買わずに試す方法もあります。ミズノ、ヨネックス、アクシネット ジャパン、PINGの4社はレンタルクラブを案内しています(確認日2026年10月15日)。購入前に、保証や返品の条件も確かめておくと安心です。

Q. 会社でロゴ入りのゴルフ用品を注文できますか?

キャロウェイゴルフは公式サイトで法人向けサービスを案内しています。ロゴ入りゴルフボールは最小オーダーが10ダースで、ゴルフバッグへのロゴ刺繍も受け付けています。今回確認した他の11社は、公式サイトで法人向けの注文窓口を確認できませんでした。

Q. ゴルフクラブのフィッティングはどの会社で受けられますか?

公式サイトでフィッティングや試打を案内していたのは、ミズノ、ヨネックス、アクシネット ジャパン、テーラーメイド ゴルフ、PING、本間ゴルフ、ブリヂストンスポーツの7社です。実施場所や予約方法は会社ごとに異なるため、各社の公式サイトで確認しましょう。

まとめ|ゴルフクラブの会社は出自と窓口で選ぶ

  • 公式サイトで事業を確認できた12社は、総合系2社・ゴルフ中心3社・異業種発3社・海外ブランド4社に分かれる
  • 国内ゴルフ用品市場は2024年に2,933億3,000万円で、2019年比110.6%、2022年のピークから5.1%減った
  • フィッティングを案内するのは7社で、法人向けの注文窓口を確認できたのはキャロウェイゴルフ1社
  • 下取り・レンタル・直営店の有無は会社ごとに違うので、購入前に公式サイトで確かめる

社内コンペの賞品でも、福利厚生のレッスン会でも、まず目的に合う窓口を持つ会社を絞るのが近道です。次は、気になった会社の公式サイトを開き、法人向けの記載や試打会の日程を確認してみましょう。

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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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