大阪エヴェッサのスポンサー293件|協賛を考える企業の区分別一覧

大阪エヴェッサのスポンサー293件|協賛を考える企業の区分別一覧 スポーツビジネス

大阪エヴェッサの公式サイトに載るスポンサーは、同じ名前の重複を除くと293件です(2026年10月27日確認。掲載はのべ301件)。最上位のダイヤモンドパートナーは6社で、プラチナ22社、プレミアム21社、ゴールド83社、オフィシャル132社と続きます。2025-26シーズンのユニフォームでは、シャツの表メインにヒューマンホールディングスが入っていました。

各区分の金額は公表されておらず、公式サイトの問い合わせフォームから相談する形です。どの区分にどんな企業がいるのか、何の権利が付くのか、Bリーグ全体で見たクラブの規模はどのくらいかを、公式サイトとクラブの発表、B.LEAGUEの決算資料、国税庁の資料で確かめていきます。

  1. 大阪エヴェッサのスポンサーは区分ごとに社数が大きく違う
    1. ダイヤモンドは6社でシャツに社名が入った4社を含む
    2. オフィシャル132社は全国企業と大阪周辺の企業が並ぶ
    3. 鉄道・金融の企業は上位の区分に分かれて載っている
    4. サプライヤーなど専門の区分には同じ名前が重ねて載る
  2. オフィシャルパートナーは区分ごとに権利の中心が違う
    1. 代表的なメニューはロゴ・肖像・観戦券・会場広告
    2. ゲームパートナーは1試合に1社で年30試合が対象
    3. 金額は公式サイトに載っておらず問い合わせフォームで相談する
  3. ユニフォームのシャツ表メインはヒューマンホールディングス|2025-26シーズンの掲出位置
    1. シャツの4枠はダイヤモンドの4社が占めた
    2. パンツの11枠にはプラチナ7社が並んだ
    3. 2026-27シーズンのパートナーは公開待ちでサプライヤーはEGOZARU
    4. 運営会社はヒューマンプランニングで親会社グループがスポーツ事業を営む
  4. B.LEAGUEの決算では営業収入20億円超のクラブに加わった
    1. B1のスポンサー収入の平均は営業収入の45.6%を占める
    2. 営業収入が20億円を超えたクラブに新たに6つが加わった
    3. 2026-27シーズンは新リーグB.PREMIERの初年度にあたる
  5. 地域・学校・企業と組む活動もパートナーの入り口になる
    1. AND YOUは子ども・環境・まちづくりの3分野で企業が参加する
    2. 箕面市とは2025年7月に包括連携協定を結んだ
    3. つなぐプロジェクトは商店街と子どもに企業の社員が会う場をつくる
    4. パナソニック スポーツとは共創パートナーシップ協定を続けている
  6. 協賛の入り口は関わり方で決める
    1. 通年で露出するならオフィシャルパートナーの区分から選ぶ
    2. 1試合だけならゲームパートナー|地域ならAND YOU
    3. 取引先を招く費用は交際費等になる場合がある
  7. 大阪エヴェッサのスポンサーのまとめ

大阪エヴェッサのスポンサーは区分ごとに社数が大きく違う

公式サイトの「パートナー一覧」は、ダイヤモンドパートナーからアリーナパートナーまで区分ごとに社名が並びます。ダイヤモンドからオフィシャルまでの区分が264件で、サプライヤー・アカデミック・メディカル・メディア・アリーナ・共創の区分が37件です。2つの区分に載る同じ名前が8件あるため、重複を除くと293件でした。

区分 掲載数 主な企業・団体
ダイヤモンドパートナー 6 Human、藤井組、山本商事、おおきにコーヒー、KINCHO、A-gra
プラチナパートナー 22 ひかりのくに、大阪信用金庫、関西みらい銀行、JR西日本、アモシスジャパン など
プレミアムパートナー 21 奥野製薬工業、関西マツダ、フィガロ技研、大和リース、京阪ホールディングス など
ゴールドパートナー 83 Osaka Metro、三井不動産、西鉄グループ、錦秀会グループ、ファイン など
オフィシャルパートナー 132 NTTdocomo、マイナビ、コニカミノルタ、日本生命保険相互会社、イオンモール、PR TIMES、FM大阪 など
共創パートナー 1 ecost
サプライヤー 15 エゴザル、ミナト医科学、大塚製薬、アカカベ、西日本旅客鉄道 など
アカデミックパートナー 4 大阪産業大学、履正社医療スポーツ専門学校、近畿医療専門学校 など
メディカルパートナー 4 Nclinic、そばじまクリニック、せこぐち歯科、にしぐち整骨院
メディアパートナー 1 株式会社スポーツニッポン新聞社
アリーナパートナー 12 おおきに商店、キリンビバレッジ、伊藤園、ロッジ舞洲 など
合計(のべ掲載数) 301 同じ名前の重複8件を除くと293件

出典:大阪エヴェッサ公式サイト「パートナー一覧」(2026年10月27日確認)の最初の一覧を数えたものをもとに Human Soar 作成。サイト下部の一覧は含めていない。同名の重複は表記の完全一致(株式会社などを除く)で判定し、表記の違う社名(JR西日本と西日本旅客鉄道など)は別に数えた

最上位のダイヤモンドが6社、最も多いオフィシャルが132社と、区分によって社数は20倍以上違います。ただしプラチナ22社とプレミアム21社はほぼ同じ数で、社数が区分の上下にそのまま比例するわけではありません。

(参考)パートナー一覧(2026年10月27日確認) – 大阪エヴェッサ

ダイヤモンドは6社でシャツに社名が入った4社を含む

ダイヤモンドパートナーは、Human、藤井組、山本商事、おおきにコーヒー、KINCHO、A-graの6社です。2025-26シーズンのユニフォームでシャツに社名が入った4社(ヒューマンホールディングス、大日本除虫菊のKINCHO、山本商事、藤井組)は、いずれもこの6社に含まれます。一覧でのヒューマンホールディングスの表記は「Human」です。

公式サイトの案内では、ダイヤモンドは最上位の区分で、すべての権利をブランディングと福利厚生に使えるとされています。

(参考)パートナー一覧(2026年10月27日確認) – 大阪エヴェッサ

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

(参考)2025-26シーズン ユニフォームデザイン決定 および受注販売開始(2025年7月11日) – 大阪エヴェッサ

オフィシャル132社は全国企業と大阪周辺の企業が並ぶ

最も社数の多いオフィシャルパートナーには、NTTdocomo、マイナビ、コニカミノルタ、日本生命保険相互会社、イオンモールのような全国企業と、設備・建設・製造・運送などの大阪周辺の企業が並びます。PR TIMES、FM大阪、株式会社スポーツニッポン新聞社のようなメディア関連の社名もあります。

案内ページでは、オフィシャルは基本の区分で、マスコットのイラストとチームロゴの使用権が付くと説明されています。名刺や販促物にロゴを載せたい企業が、最初に検討しやすい区分です。

(参考)パートナー一覧(2026年10月27日確認) – 大阪エヴェッサ

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

鉄道・金融の企業は上位の区分に分かれて載っている

JR西日本、関西みらい銀行、大阪信用金庫はプラチナ、京阪ホールディングスはプレミアム、Osaka Metroと西鉄グループはゴールドに載っています。同じ業種でも、どの区分で関わるかは企業ごとに違います。

ほかの地域のBリーグクラブでの協賛の広がりは、川崎ブレイブサンダースのスポンサーでも整理しています。

(参考)パートナー一覧(2026年10月27日確認) – 大阪エヴェッサ

サプライヤーなど専門の区分には同じ名前が重ねて載る

サプライヤーは15社で、ユニフォームを作るエゴザルや、大塚製薬、ミナト医科学などが入ります。アカデミックは大阪産業大学など4校、メディカルは4社、アリーナは12社、メディアは1社、共創は1社です。

エゴザル、MOVIX堺、アモシスジャパン、近畿医療専門学校、せこぐち歯科、ファイン、スポーツニッポン新聞社、大阪産業大学の8件は、2つの区分に載っています。ファインは2026年7月に、サプライヤーからゴールドパートナーへの契約を発表しており、サプライヤーとしての掲載も続いています。

(参考)パートナー一覧(2026年10月27日確認) – 大阪エヴェッサ

(参考)株式会社ファイン、大阪エヴェッサと2026-27シーズン ゴールドパートナー契約を締結(2026年7月28日) – PR TIMES

Q. 大阪エヴェッサのスポンサーは何社ですか?

公式サイトのパートナー一覧(2026年10月27日確認)には、のべ301件が載っています。2つの区分に載る同じ名前8件を1件と数えると293件です。ダイヤモンドからオフィシャルまでの区分は264件で、サプライヤーやアカデミックなどの区分が残りの37件です。

オフィシャルパートナーは区分ごとに権利の中心が違う

大阪エヴェッサのオフィシャルパートナーの区分ごとの権利を示した図(ダイヤモンド6社はすべての権利、プラチナ22社はユニフォームのロゴ中心、プレミアム21社は広告とその他のバランス、ゴールド83社はチームと選手の肖像、オフィシャル132社はマスコットとチームロゴの使用権)

公式サイトの「パートナー募集」ページは、ダイヤモンドからオフィシャルまでの権利の中心をそれぞれ説明しています。ダイヤモンドは全権利、プラチナはユニフォームやウェアのロゴが中心で広告の権利が多く、プレミアムは広告媒体とその他の権利を組み合わせた形です。ゴールドはチームや選手の肖像を使え、オフィシャルは基本のプランです。

代表的なメニューはロゴ・肖像・観戦券・会場広告

案内ページに載る代表的なメニューは、ロゴとマスコットの使用権、選手個人やチームの肖像権、パートナー限定の観戦チケット、ユニフォームやウェアへの広告、ホームゲームの会場広告です。シーズン終了後のパートナーパーティー(予定)、オフシーズンを中心にした企業イベントへの選手などの派遣、おおきにアリーナ舞洲のパートナーラウンジの利用、会場の映像へのロゴ表示とMCによる社名の紹介も挙がっています。

どのメニューがどの区分で使えるかは区分によって異なり、観戦チケットの枚数も区分ごとに違うと案内されています。ユニフォームやウェアの広告は、シーズン60試合以上で着用するものと書かれています。

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

ゲームパートナーは1試合に1社で年30試合が対象

ゲームパートナーは、指定したホームゲームを1社で冠にする枠です。案内ページでは年間30試合のホームゲームが対象と書かれ、ポスターや配布物へのロゴ掲載、ブース出展、試合前のあいさつ、代表者による始球式、チーム写真、バナー、ハーフタイムのアトラクション、サンプリングやチラシ配布、MVP選手への商品提供などが特典として並びます。

オフィシャルパートナーの区分とは別の、試合単位の協賛です。通年の契約を結ぶ前に、1試合だけ試したい企業にも向く入り口です。ほかのスポーツの冠試合の考え方はスポーツイベントへの企業協賛で解説しています。

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

金額は公式サイトに載っておらず問い合わせフォームで相談する

「パートナー募集」ページには、区分ごとの料金は載っていません。連絡の手段は、ページ内の問い合わせフォーム(「まずは話を聞いてみたい方はこちら」)だけです。電話番号やメールアドレスは示されていません。

費用に見合う効果を考えるときは、プロスポーツ協賛の費用対効果が参考になります。

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

Q. 大阪エヴェッサのスポンサー料はいくらですか?

公式サイトに金額の記載はありません。「パートナー募集」ページには、ダイヤモンドからオフィシャルまでの区分ごとの権利とゲームパートナーの内容が載っていますが、料金は示されていません。問い合わせフォームから相談すると、区分に応じた提案を受けられます。

ユニフォームのシャツ表メインはヒューマンホールディングス|2025-26シーズンの掲出位置

2025-26シーズンのユニフォームでは、シャツ表メインがヒューマンホールディングス、左肩が大日本除虫菊のKINCHOでした。シャツとパンツで15の枠があり、その社名を位置ごとに並べて、現在の公式一覧でどの区分に載っているかを照らし合わせました。

掲出位置(2025-26シーズン) 掲出していた企業 現在の一覧での区分
シャツ表・メイン ヒューマンホールディングス ダイヤモンド
シャツ表・左肩 大日本除虫菊(KINCHO) ダイヤモンド
シャツ裏・上段 山本商事 ダイヤモンド
シャツ裏・下段 藤井組 ダイヤモンド
パンツ表・特別枠 ハマテック プレミアム
パンツ表・右上段 INFINITY プラチナ
パンツ表・右下段 ヤナギモト プラチナ
パンツ表・左上段 CLUB ECO WATER プラチナ
パンツ表・左下段 アッツ(CANNAのロゴ) 一覧に見当たらない
パンツ裏・右上段 永廣堂本店 プラチナ
パンツ裏・右中段 アイ・エス・アイソフトウェアー プラチナ
パンツ裏・右下段 やすらぎグループ ゴールド
パンツ裏・左上段 リビラック プラチナ
パンツ裏・左中段 翔慶 一覧に見当たらない
パンツ裏・左下段 アモシスジャパン プラチナ

出典:大阪エヴェッサ公式サイト「2025-26シーズン ユニフォームデザイン決定」、アッツのプレスリリース、「パートナー一覧」(2026年10月27日確認)をもとに Human Soar が社名で照合して作成。「表」は前面、「裏」は背面。パンツ表の左下段はアッツ(CANNA)のリリースの記載による

15枠のうち、名前が現在の一覧で確認できたのは13社でした。内訳はダイヤモンド4、プラチナ7、プレミアム1、ゴールド1で、アッツと翔慶の2社は一覧に見当たりませんでした。ユニフォームに社名を出す企業の多くは上位の区分に載っています。

(参考)2025-26シーズン ユニフォームデザイン決定 および受注販売開始(2025年7月11日) – 大阪エヴェッサ

(参考)大阪生まれのCBDスキンケアブランドCANNA、大阪エヴェッサと2025-2026シーズンユニフォームパートナー契約締結(2025年7月15日) – PR TIMES

(参考)パートナー一覧(2026年10月27日確認) – 大阪エヴェッサ

シャツの4枠はダイヤモンドの4社が占めた

シャツの表メインはヒューマンホールディングス、表の左肩は大日本除虫菊(KINCHO)、裏の上段は山本商事、下段は藤井組でした。表メインの企業は、クラブを運営するヒューマンプランニングの親会社グループにあたります。

シャツに社名が入る4枠を、ダイヤモンドの6社のうち4社が占めていた形です。ユニフォームへの掲出は、ダイヤモンドの権利の中心の1つと言えます。

(参考)2025-26シーズン ユニフォームデザイン決定 および受注販売開始(2025年7月11日) – 大阪エヴェッサ

(参考)【大阪エヴェッサ】2026-27シーズン 新ユニフォームデザイン決定および受注販売開始のお知らせ(2026年7月7日) – ヒューマンプランニング株式会社(PR TIMES)

パンツの11枠にはプラチナ7社が並んだ

パンツには11の枠があり、表の特別枠をハマテック、ほかの枠をINFINITY、ヤナギモト、CLUB ECO WATER、アッツ、永廣堂本店、アイ・エス・アイソフトウェアー、やすらぎグループ、リビラック、翔慶、アモシスジャパンが使っていました。このうち7社が、現在の一覧ではプラチナに載っています。

アッツはCBDスキンケアブランドCANNAを展開する大阪の企業で、契約期間は2025年7月1日から2026年6月30日の12か月、ロゴはパンツ表の左下でした。ユニフォームの契約がシーズン単位で更新される点は、検討する企業が押さえておきたいところです。

(参考)2025-26シーズン ユニフォームデザイン決定 および受注販売開始(2025年7月11日) – 大阪エヴェッサ

(参考)大阪生まれのCBDスキンケアブランドCANNA、大阪エヴェッサと2025-2026シーズンユニフォームパートナー契約締結(2025年7月15日) – PR TIMES

2026-27シーズンのパートナーは公開待ちでサプライヤーはEGOZARU

2026-27シーズンのユニフォームのページには、確認した2026年10月27日の時点で「ユニフォームパートナーは後日公開予定」と書かれていました。ロゴの位置は変わる場合があるとも注記されています。

ユニフォームの製作は、岡山のサードシップが展開するバスケットボールブランドEGOZARUが2026-27シーズンも担います。2023-24シーズンに始まった契約で、4シーズン目です。

(参考)2026-27シーズン ユニフォームデザイン – 大阪エヴェッサ

(参考)「EGOZARU」とオフィシャルサプライヤー契約締結のお知らせ(2026年6月26日) – 大阪エヴェッサ

運営会社はヒューマンプランニングで親会社グループがスポーツ事業を営む

2026年7月7日のクラブの発表は、ヒューマンプランニング株式会社の名前で出されました。リリースには、同社が大阪エヴェッサの事業を運営し、親会社グループのヒューマンホールディングス株式会社がスポーツ事業を営むと記されています。

箕面市との協定でも、クラブ側の当事者はヒューマンプランニングの名前で記載されています。協賛を相談するときの契約相手を考える材料になります。

(参考)【大阪エヴェッサ】2026-27シーズン 新ユニフォームデザイン決定および受注販売開始のお知らせ(2026年7月7日) – ヒューマンプランニング株式会社(PR TIMES)

(参考)大阪エヴェッサ – 箕面市

Q. 大阪エヴェッサのユニフォームスポンサーはどこですか?

2025-26シーズンは、シャツの表メインがヒューマンホールディングス、表の左肩が大日本除虫菊(KINCHO)、裏の上段が山本商事、下段が藤井組でした。2026-27シーズンのユニフォームのページには、確認した2026年10月27日の時点で「ユニフォームパートナーは後日公開予定」と書かれています。ユニフォームの製作は2026-27シーズンもEGOZARUです。

Q. 大阪エヴェッサの運営会社はどこですか?

ヒューマンプランニング株式会社です。2026年7月のクラブ発表では、同社が大阪エヴェッサの事業を運営し、親会社グループのヒューマンホールディングス株式会社がスポーツ事業を営んでいると記されています。2025-26シーズンは、そのヒューマンホールディングスがユニフォームのシャツ表メインに入っていました。

B.LEAGUEの決算では営業収入20億円超のクラブに加わった

B.LEAGUEが公表した2025-26シーズン(2025年度)のクラブ決算概要によると、B1のスポンサー収入の平均は1,216,947千円(約12.2億円)で、前年度から13.1%増えました。営業収入が新たに20億円を超えたクラブは6つで、大阪エヴェッサはその1つです。

B1のスポンサー収入の平均は営業収入の45.6%を占める

B1の26クラブの営業収入の平均は2,668,657千円(約26.7億円)です。スポンサー収入の平均1,216,947千円は、その45.6%にあたります。クラブの収入のおよそ半分近くを協賛が支える構造で、協賛する企業の役割は小さくありません。

あわせて読みたいBリーグのスポンサー一覧|各チームの料金と企業の選び方›

(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要発表資料(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

営業収入が20億円を超えたクラブに新たに6つが加わった

決算概要は、2025-26シーズンに新たに6クラブが営業収入20億円超のクラブへ成長したと伝えています。大阪はそのうちの1クラブで、北海道、千葉、広島、長崎、神戸と並びます。クラブ個別のスポンサー収入や営業利益は、この資料の表からは読み取れなかったため、本記事では扱いません。

スポーツ業界全体の課題と市場の動きは、日本スポーツ業界の課題でも取り上げています。

(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要発表資料(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

2026-27シーズンは新リーグB.PREMIERの初年度にあたる

クラブは2026年10月20日に、パナソニック スポーツ株式会社との共創パートナーシップ協定の継続を発表しました。その中で、2026-27シーズンを「B.PREMIERの初年度」と位置づけています。新しい最上位リーグでの最初のシーズンは、協賛を検討する時期の1つです。

あわせて読みたいBプレミアとは|Bリーグの新制度と協賛企業が見る3つの変化›

(参考)パナソニック スポーツ株式会社と共創パートナーシップ協定継続(2026年10月20日) – 大阪エヴェッサ

地域・学校・企業と組む活動もパートナーの入り口になる

大阪エヴェッサと自治体、パートナー企業、学校、商店街、共創パートナーの関係を示した図(箕面市は会場と広報を出して移動式ゴールの寄贈を受ける、企業はボールを寄贈してロゴや観戦券の権利を得る、学校はボールやノートの寄贈を受ける、商店街は体験の場を出して仕事体験を行う、共創パートナーとは共催試合を行う)

大阪エヴェッサは試合の協賛だけでなく、学校や自治体、商店街と組む活動を続けています。オフィシャルパートナーとは別に、プロジェクト単位で関われる入り口があります。

AND YOUは子ども・環境・まちづくりの3分野で企業が参加する

AND YOUは、2019年に「SDGs Action」として始まり、現在の名称に改められたクラブの活動です。子ども(ユースの育成)、環境、まちづくりの3つの分野があり、クラブは企業や自治体、ファンと取り組むと説明しています。

公式サイトによると、2023年までにバスケットボール1万2,000個以上を大阪府内の小中高校へ寄贈し、2022年からは大阪市の小学1年生へ学校用ノートを寄贈して累計10万冊を超えました。プロジェクトパートナーも、問い合わせフォームで募集しています。

(参考)OSAKA EVESSA SDGs ACTION AND YOU – 大阪エヴェッサ

箕面市とは2025年7月に包括連携協定を結んだ

2025年7月1日、箕面市、箕面市教育委員会、ヒューマンプランニングの3者が包括連携協定を結びました。目的は、スポーツによるまちづくりと学校教育でのスポーツの推進です。

箕面市民応援デーのほか、2026年6月25日にはBリーグの「B.Hope Goal」プロジェクトで、移動式のバスケットゴールをスカイアリーナへ寄贈しました。パートナー企業がバスケットボールとビブスを市内の小中学校へ贈る取り組みも紹介されています。

(参考)大阪エヴェッサ – 箕面市

つなぐプロジェクトは商店街と子どもに企業の社員が会う場をつくる

つなぐプロジェクトは、商店街や地域住民、子どもたちとクラブがつながる取り組みです。リアルお仕事体験、つなぐスポーツ体験、未来まちづくり体験の3つのプログラムがあり、参加費は無料、定員は30名です。会場は此花区の住吉商店街、旭区の千林商店街、城東区の諏訪会館でした。

公式サイトによると、パートナー企業の社員が登壇や参加をして、次の世代と企業が対話する場になっています。企業向けの参加手続きは同ページに書かれていないため、問い合わせフォームで確認します。

(参考)つなぐプロジェクト – 大阪エヴェッサ

パナソニック スポーツとは共創パートナーシップ協定を続けている

2026年10月20日の発表によると、パナソニック スポーツ株式会社との共創パートナーシップ協定は2026-27シーズンも続き、5シーズン目です。具体的な施策は、大阪ブルテオン(SV.LEAGUEのバレーボール)との共催試合で、2026年12月20日と2027年4月11日の2回開かれます。

共創パートナーの区分は一覧で1件だけです。ほかのパートナーとは違い、イベントを一緒に企画する関係で、バスケットボールとバレーボールのファン同士の交流も計画されています。

(参考)パナソニック スポーツ株式会社と共創パートナーシップ協定継続(2026年10月20日) – 大阪エヴェッサ

協賛の入り口は関わり方で決める

大阪エヴェッサへの協賛の入り口を関わり方別に示した図(通年で露出するならオフィシャルパートナーのダイヤモンド・プラチナ・オフィシャル、1試合だけならゲームパートナー、地域や子どもに関わるならAND YOUのプロジェクト単位)

大阪エヴェッサへの協賛は、通年で社名を出すか、1試合だけ関わるか、地域や子どもの活動に参加するかで入り口が変わります。金額はどれも公式サイトに載っていないため、窓口への相談が前提です。

通年で露出するならオフィシャルパートナーの区分から選ぶ

ユニフォームのロゴを使いたいならプラチナ以上、広告媒体を組み合わせたいならプレミアム、チームや選手の肖像を使いたいならゴールド、まずロゴとマスコットを使いたいならオフィシャルが目安です。2025-26シーズンのユニフォーム掲出は、ダイヤモンドとプラチナの企業が大半でした。

この対応は、公式サイトの区分の説明をもとにした Human Soar の整理です。実際に使える権利は区分とあわせて、窓口で確かめてください。

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

1試合だけならゲームパートナー|地域ならAND YOU

1試合だけなら、年30試合のホームゲームから選べるゲームパートナーがあります。自動販売機のスポンサーも別のページで募集されています。

地域や子どもの活動に参加したい場合は、AND YOUのプロジェクトパートナーが入り口です。オフィシャルパートナーの区分を選ばずに、プロジェクト単位で関わることもできます。

(参考)パートナー募集(オフィシャルパートナー・ゲームパートナー) – 大阪エヴェッサ

(参考)自動販売機スポンサー募集 – 大阪エヴェッサ

取引先を招く費用は交際費等になる場合がある

国税庁は、交際費等を「得意先や仕入先その他事業に関係のある者などに対する接待、供応、慰安、贈答などの行為のために支出する費用」と説明しています。不特定多数の消費者に向けた宣伝的な費用は、広告宣伝費として区分されます。

協賛金の勘定科目は契約の内容で変わるため、スポンサー料の勘定科目で整理しています。自社の扱いは、顧問の税理士に確認してください。

あわせて読みたいスポーツスポンサーの選定基準|企業担当者が使う評価シートと配点›

(参考)No.5260 交際費等と広告宣伝費との区分 – 国税庁

(参考)No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算 – 国税庁

Q. 大阪エヴェッサのスポンサーになるにはどうすればいいですか?

公式サイトの「パートナー募集」ページで区分ごとの権利を確かめ、問い合わせフォームから相談します。ページに金額の記載はなく、連絡手段はフォームだけです。自動販売機スポンサーを募集するページも別にあり、AND YOUのプロジェクトパートナーもフォームで受け付けています。

大阪エヴェッサのスポンサーのまとめ

大阪エヴェッサは、大阪周辺の企業を中心に、区分ごとに権利が分かれたパートナーで支えられているクラブです。数値と出典は本文の各セクションに記載しています。

  • 公式の一覧は、同じ名前の重複を除いて293件(のべ301件)。ダイヤモンド6社、プラチナ22社、プレミアム21社、ゴールド83社、オフィシャル132社
  • 権利の中心は、ダイヤモンドが全権利、プラチナがユニフォームのロゴ、プレミアムが広告のバランス、ゴールドが肖像、オフィシャルがロゴとマスコットの使用権
  • 2025-26シーズンのシャツ表メインはヒューマンホールディングス。2026-27シーズンのユニフォームパートナーは確認時点で公開待ち
  • 2025年度のB1のスポンサー収入の平均は約12.2億円で、大阪は営業収入20億円超のクラブに加わった
  • 金額は公表されておらず、問い合わせフォームで相談する。ゲームパートナーやAND YOUなど、通年契約以外の入り口もある

元気な社員が、いちばんのマーケティングになる。

社員のウェルビーイングを高め、
その元気が自然と外に伝わる仕組みをつくります。

インナーマーケティングを知る →

About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました