横浜ビーコルセアーズのスポンサー229件|企業は税抜10万円から

横浜ビーコルセアーズのスポンサー229件|企業は税抜10万円から スポーツビジネス

横浜ビー・コルセアーズの公式サイトに載るスポンサーを数えると、229件の企業・団体でした。ユニフォームの胸は2017-18シーズンから興和、背中は親会社のウエインズトヨタ神奈川で、年10万円(税抜)から入れるホームタウンフラッグパートナーの枠もあります。Bリーグのクラブ決算概要で見ると、2025年度のスポンサー収入は約8.0億円で、B1の26クラブで24番目でした。

オフィシャルパートナーの金額は公表されておらず、法人営業の窓口に相談する形です。どの企業がどの区分で支えているのか、親会社との関係、予算に合わせた入り口を、公式サイトの一覧と発表、Bリーグの決算、横浜市の資料で確かめていきます。

  1. 横浜ビーコルセアーズのスポンサーは229件で10区分
    1. 上位9件のうち5件がユニフォームに社名を出している
    2. ブロンズの100件には全国企業の支店も並ぶ
    3. フラッグパートナー83件には地域の店舗も入る
  2. スポンサー収入は約8.0億円でB1の26クラブ中24番目
    1. 収入に占めるスポンサーの割合は37%で入場料が厚い
    2. 2025年度は営業損失が約2.7億円になった
    3. 1社あたりのスポンサー収入は約349万円
  3. ユニフォームの胸は興和で社名の数は3季で12社から6社に
    1. 胸の興和は2017-18シーズンから続いている
    2. ユニフォームから外れた企業も一覧には残っている
    3. ユニフォームのサプライヤーはスポルディングが11シーズン目
  4. 親会社のウエインズトヨタ神奈川は協賛から始まった
    1. 2018年に資本参加し2022年に過半数の株式を取得した
    2. 運営会社の会長はウエインズトヨタ神奈川の代表者が務める
    3. 都筑区のLEDビジョンの命名権を2社で年22万円で取った
  5. 協賛の入り口は予算と目的で3つに分かれる
    1. フラッグパートナーは税抜10万円から50万円の3プラン
    2. オフィシャルパートナーは法人営業の窓口に相談する
    3. 社員の観戦は団体券で取引先の招待はVIP席が使える
  6. 横浜BUNTAIと横浜市とのつながり
    1. 横浜BUNTAIは横浜市のPFI事業で2024年4月に開館した
    2. 2028-29シーズンのB.PREMIERライセンスも交付された
    3. 横浜スポーツパートナーズの13チームの1つになっている
  7. 横浜ビーコルセアーズのスポンサーのまとめ

横浜ビーコルセアーズのスポンサーは229件で10区分

公式サイトの「パートナー一覧」は、スペシャルパートナーからホームタウンフラッグパートナーまで10の区分に分かれています(運営会社の社名は株式会社横浜ビーコルセアーズ、チーム名は横浜ビー・コルセアーズと表記されます)。2026年10月22日時点の掲載を数えると230件あり、ホームタウンフラッグパートナーに2回載る1社を1件として数えると229件でした。

区分 掲載数 主な企業・団体
スペシャルパートナー 1 ウエインズトヨタ神奈川
トップパートナー 1 興和
ロイヤルパートナー 7 岩崎学園、生活協同組合ユーコープ、テクノメディアラボ、まいばすけっと、リゾートトラスト、ワンド など
ゴールドパートナー 11 AOKI、小久保製氷冷蔵、さくらメディカル、スポルディング・ジャパン、DRAFT、Cools など
シルバーパートナー 16 JTB 横浜支店、横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ、平塚競輪場、IHI、川本工業 など
ブロンズパートナー 100 三井住友銀行、ヤマト運輸、日本生命 横浜支社、神奈川新聞社、ららぽーと横浜、横浜ワールドポーターズ など
オフィシャルサプライヤー 7 伊藤超短波、ウエインズポートカーズ、横浜ビール など
デジタルソリューションパートナー 1 イッツ・コミュニケーションズ
アライアンスパートナー 2 バディ企画研究所、ピー・ビー・アイ
ホームタウンフラッグパートナー 84 緑法人会、パナソニックグループ横浜事業所、東亜建設工業、天然温泉矢向湯、有限会社成井花店 など
合計(掲載数) 230 重複1件を除くと229

出典:横浜ビー・コルセアーズ公式サイト「パートナー一覧」(2026年10月22日時点)をもとに Human Soar 作成。掲載を数えたもの。ホームタウンフラッグパートナーは社名のテキスト掲載で、同じ社名が2回載る1件を含む

上位3区分は合わせて9件で、ゴールドとシルバーが27件、ブロンズが100件と、下の区分ほど件数が増える形です。一覧には企業のほか、学校法人岩崎学園、生活協同組合ユーコープ、JAF神奈川支部、横浜地域連合、公益社団法人緑法人会なども載っています。

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

上位9件のうち5件がユニフォームに社名を出している

スペシャルパートナーのウエインズトヨタ神奈川、トップパートナーの興和、ロイヤルパートナーの岩崎学園・ワンド・テクノメディアラボの5件は、2026-27シーズンのユニフォームに社名が入っています。ロイヤルパートナーには、ほかに生活協同組合ユーコープ、ノーブル電子工業、まいばすけっと、リゾートトラストが並びます。

ゴールドパートナーの11件には、ユニフォームのサプライヤーであるスポルディング・ジャパンや、オフィシャルスーツを提供するAOKIが入ります。2026年9月にはデザイン会社のDRAFT、10月には平塚市の住宅設備会社Coolsとのゴールド契約が発表されました。

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2026-27シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2026年7月16日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)DRAFTとのオフィシャルパートナー(ゴールド)契約締結のお知らせ(2026年9月25日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)株式会社Coolsとのオフィシャルパートナー(ゴールド)契約締結のお知らせ(2026年10月21日) – 横浜ビー・コルセアーズ

ブロンズの100件には全国企業の支店も並ぶ

最も件数の多いブロンズパートナーには、三井住友銀行、ヤマト運輸、日本生命保険相互会社 横浜支社のような全国企業と、神奈川新聞社、ららぽーと横浜、横浜ワールドポーターズ、新港ふ頭客船ターミナルのような横浜の企業・施設が並びます。2026年7月には、三井住友銀行とVポイントマーケティングとのブロンズ契約が同時に発表されました。

DRAFTは、横浜を拠点とする複数のスポーツチームを支援していると発表されています。同じ横浜のサッカークラブの協賛は横浜F・マリノスのスポンサーで取り上げています。

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)株式会社三井住友銀行およびVポイントマーケティング株式会社とのオフィシャルパートナー(ブロンズ)契約締結のお知らせ(2026年7月24日) – 横浜ビー・コルセアーズ

フラッグパートナー83件には地域の店舗も入る

ホームタウンフラッグパートナーは、一覧では社名がテキストで並ぶ区分で、83件が載っています。クラブはこの枠について、企業や店舗のほか、個人や任意団体でも入会できると案内しています。一覧には、パナソニックグループ横浜事業所や東亜建設工業のような企業と並んで、天然温泉矢向湯、有限会社成井花店、巻物工房おむすびのような地域の店舗も載っています。

申込書には「所属団体」を書く欄があり、商店街連合会や法人会が例に挙がっています。公益社団法人緑法人会もこの区分に載っており、地域の団体単位でクラブを応援する入り口にもなっています。

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)ホームタウンフラッグパートナー – 横浜ビー・コルセアーズ

Q. 横浜ビーコルセアーズのスポンサーは何社ですか?

公式サイトのパートナー一覧(2026年10月22日時点)に載っているのは、重複を除いて229件です。スペシャルパートナーからアライアンスパートナーまでが146件、年10万円から入れるホームタウンフラッグパートナーが83件です。企業のほか、学校法人や生活協同組合、医療法人なども含まれます。

スポンサー収入は約8.0億円でB1の26クラブ中24番目

Bリーグが公表するクラブ決算概要で見ると、横浜ビー・コルセアーズの2025年度のスポンサー収入は798,960千円(約8.0億円)でした。B1平均の1,216,947千円の約66%で、B1の26クラブで24番目の金額です。2023年度からの3年間を並べると次のとおりです。

年度 営業収入(千円) スポンサー収入(千円) 営業収入に占める割合 B1平均のスポンサー収入(千円) B1平均に対する割合 B1での順位
2023年度(2023-24シーズン) 2,102,685 702,344 33.4% 944,668 74% 17位/24クラブ
2024年度(2024-25シーズン) 2,020,871 757,004 37.5% 1,076,040 70% 21位/24クラブ
2025年度(2025-26シーズン) 2,178,937 798,960 36.7% 1,216,947 66% 24位/26クラブ

出典:Bリーグ「クラブ決算概要」2023年度・2024年度・2025年度をもとに Human Soar 作成。割合と順位は各年度の数値から計算したもの

スポンサー収入は2年で702,344千円から798,960千円へ約9,700万円増えました。ただしB1平均も同じ期間に伸びており、B1平均に対する割合は74%、70%、66%と下がっています。B1の他クラブとの比較はBリーグのスポンサー一覧で並べています。

(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

(参考)B.LEAGUE 2024-25シーズン(2024年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

(参考)B.LEAGUE 2023-24シーズン(2023年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

収入に占めるスポンサーの割合は37%で入場料が厚い

2025年度の営業収入は2,178,937千円(約21.8億円)で、スポンサー収入はその36.7%でした。B1平均では営業収入2,668,657千円のうちスポンサー収入が1,216,947千円で、計算すると45.6%になります。

反対に入場料収入は604,712千円で、営業収入の27.8%を占めます。B1平均の入場料収入608,726千円とほぼ同じ金額で、B1平均の営業収入に占める割合(22.8%)より高い水準です。スポンサー収入の割合が低いぶん、入場料の比重が大きいクラブだと分かります。

(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

2025年度は営業損失が約2.7億円になった

2025年度の営業費用は2,453,411千円で、営業収入を上回り、営業損失は274,474千円(約2.7億円)でした。2023年度は324,992千円、2024年度は134,638千円の営業利益を出していました。

費用の内訳では、トップチーム人件費が2024年度の666,438千円から2025年度は1,010,795千円に増えています。協賛を検討する企業にとっては、スポンサー収入の伸びとあわせて、こうした決算の動きも相談の場で確かめておきたい材料です。

(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

(参考)B.LEAGUE 2024-25シーズン(2024年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

(参考)B.LEAGUE 2023-24シーズン(2023年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

1社あたりのスポンサー収入は約349万円

2025年度のスポンサー収入を、公式一覧の229件で割ると、1件あたり約349万円です。決算は2025-26シーズンの数字で、一覧は2026年10月時点のため、時期が1シーズンずれています。

フラッグパートナー83件が仮に全員最上位の50万円(税抜)で入っていたとしても、合計は4,150万円で、スポンサー収入の約5.2%にとどまります。残りをオフィシャルパートナーなど146件で割ると1件あたり約519万円、フラッグ分を差し引かなければ約547万円になります。実際の契約額は区分や掲出場所で大きく違うため、目安の1つとして見てください。

あわせて読みたい川崎ブレイブサンダースのスポンサー223件|東芝は今も協賛企業›

(参考)B.LEAGUE 2025-26シーズン(2025年度)クラブ決算概要(PDF) – 公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)ホームタウンフラッグパートナー – 横浜ビー・コルセアーズ

Q. 横浜ビーコルセアーズのスポンサー収入はいくらですか?

2025年度のスポンサー収入は798,960千円(約8.0億円)でした。B1の26クラブで24番目の金額で、B1平均の1,216,947千円の約66%にあたります。2023年度の702,344千円からは、2年で約9,700万円増えています。

ユニフォームの胸は興和で社名の数は3季で12社から6社に

ユニフォームに社名を出す企業は、毎シーズン夏にクラブが発表しています。いわゆるメインスポンサーにあたるシャツ前面(胸)は興和、背面上部は親会社のウエインズトヨタ神奈川です。2024-25シーズンから2026-27シーズンまでの3シーズンを、掲出の位置ごとに並べました。

位置 2024-25シーズン 2025-26シーズン 2026-27シーズン
シャツ 前面 興和 興和(シンクロンコーワのロゴ) 興和
シャツ 背面上部 ウエインズトヨタ神奈川 ウエインズトヨタ神奈川(ウエインズグループのロゴ) ウエインズトヨタ神奈川
シャツ 背面下部 小久保製氷冷蔵 ― ―
シャツ 前面左胸部 岩崎学園 岩崎学園 岩崎学園
パンツ 前面右 さくらメディカル、誠行社、ワンド さくらメディカル、誠行社、ワンド 誠行社、ワンド
パンツ 前面左 テクノメディアラボ、サザンインターナショナル テクノメディアラボ、サザンインターナショナル テクノメディアラボ
パンツ 後面左 AOKI AOKI ―
パンツ 後面右 芝技研、環境リアルエステート ― ―
合計 12社 9社 6社

出典:横浜ビー・コルセアーズ公式サイト「2024-25シーズン ユニフォームパートナー及びユニフォームサプライヤー決定のお知らせ」「2025-26シーズン/2026-27シーズン ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ」をもとに Human Soar 作成

(参考)2026-27シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2026年7月16日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2025-26シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2025年7月10日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2024-25シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームパートナー及びユニフォームサプライヤー決定のお知らせ(2024年7月30日) – 横浜ビー・コルセアーズ

胸の興和は2017-18シーズンから続いている

トップパートナーの興和は、2017-18シーズンから2024-25シーズンまでの8年間、ユニフォームの胸に「バンテリン」のロゴを出してきました。2025-26シーズンからは、同社の新商品「シンクロンコーワ」のロゴに替わっています。2026-27シーズンも、シャツの前面はトップパートナーの興和です。

ホームゲームでは「KOWA presents SYNCRON DAY」のような冠試合も続いており、胸の掲出と試合の企画を組み合わせて商品名を広める使い方をしています。

(参考)2025-26シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2025年7月10日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2026-27シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2026年7月16日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)【イベント情報】10/12(月・祝)千葉J戦「KOWA presents SYNCRON DAY―シンクロン デイ―」開催(2026年10月6日) – 横浜ビー・コルセアーズ

ユニフォームから外れた企業も一覧には残っている

ユニフォームの社名は、2024-25シーズンの12社から、2025-26シーズンは9社、2026-27シーズンは6社と減りました。2026-27シーズンにユニフォームから外れた、さくらメディカル、サザンインターナショナル、AOKIの3社と、2024-25シーズンに背面下部にあった小久保製氷冷蔵は、2026年10月時点のパートナー一覧でゴールドパートナーに載っています。

AOKIは選手・コーチ・スタッフのオフィシャルスーツを提供しており、2026-27シーズンで11シーズン目です。小久保製氷冷蔵は、横浜BUNTAIの1階ラウンジの名前を「ロックアイスⓇ 75LOUNGE」にする協賛を決めました。ユニフォーム以外の場所に権利を移す形もあることが分かります。

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2026-27シーズン オフィシャルスーツ決定ならびにオリジナルネクタイ販売開始のお知らせ(2026年10月5日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)「75(SeventyFive)LOUNGE」名称変更のお知らせ(2026年9月30日) – 横浜ビー・コルセアーズ

ユニフォームのサプライヤーはスポルディングが11シーズン目

ユニフォームの製作はスポルディング・ジャパンが担っています。Bリーグ初年度の2016-17シーズンからユニフォームサプライヤーを続けており、2026-27シーズンで11シーズン目です。ホームとアウェイのユニフォームのほか、練習着やトレーニング用品も提供しています。

2026-27シーズンは新しい最上位リーグB.PREMIERの初年度で、ユニフォームのデザインも海賊船をテーマに一新されました。デザインの発表とユニフォームパートナーの紹介は、毎年同じお知らせの中で行われています。

(参考)2026-27シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2026年7月16日) – 横浜ビー・コルセアーズ

親会社のウエインズトヨタ神奈川は協賛から始まった

横浜ビー・コルセアーズとウエインズグループの関係の移り変わりを示した図(2017-18シーズンにオフィシャルパートナーとして協賛開始、2018年12月に資本参加、2022年7月に過半数の株式を取得、2025-26シーズンに背中のロゴをウエインズグループに変更、2026-27シーズンにスペシャルパートナー)

横浜ビー・コルセアーズの親会社は、横浜市中区に本社を置くトヨタ車の販売会社、ウエインズトヨタ神奈川です。最初はスポンサーの1社として関わり、資本参加を経て運営会社の過半数の株式を持つようになりました。協賛企業が親会社になった例として、関係の移り変わりを順に見ていきます。

2018年に資本参加し2022年に過半数の株式を取得した

クラブの発表によると、ウエインズグループは2017-18シーズンからオフィシャルパートナーとしてチームを支え、2018年12月にクラブへ資本参加して経営にも加わりました。2021年12月からはトップパートナーになっています。

2022年7月には、ウエインズトヨタ神奈川(旧横浜トヨペット株式会社)が運営会社の過半数の株式を取得しました。2025-26シーズンには、ユニフォーム背面上部のロゴが「ウエインズトヨタ神奈川」から「ウエインズグループ」に替わり、クラブは「ウエインズグループの一員」と説明しています。2026-27シーズンは、ただ1社のスペシャルパートナーとして背面上部に入っています。

(参考)横浜ビー・コルセアーズとウエインズトヨタ神奈川が「都筑区区民ホール大型LEDビジョン」のネーミングライツを取得(2025年3月14日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2025-26シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2025年7月10日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2026-27シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2026年7月16日) – 横浜ビー・コルセアーズ

運営会社の会長はウエインズトヨタ神奈川の代表者が務める

2026年10月時点の会社概要では、株式会社横浜ビーコルセアーズの取締役会長は宮原漢二氏、代表取締役社長は原毅人氏です。宮原漢二氏は、2026-27シーズンのユニフォームパートナーの発表で、ウエインズトヨタ神奈川の代表者として記されています。

運営会社は2005年6月22日の設立で、資本金は1億5,100万円です。協賛を相談する相手が、親会社とどうつながっているかを知っておくと、冠試合や共同企画の話を進めやすくなります。

(参考)会社概要 – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)2026-27シーズン 横浜ビー・コルセアーズ ユニフォームデザインおよびユニフォームパートナー決定のお知らせ(2026年7月16日) – 横浜ビー・コルセアーズ

都筑区のLEDビジョンの命名権を2社で年22万円で取った

クラブとウエインズトヨタ神奈川は2025年3月13日、都筑区総合庁舎の区民ホールにある大型LEDビジョンのネーミングライツ契約を、2社そろって横浜市と結びました。横浜市の記者発表資料によると、契約金額は年間22万円(税込)、期間は3年で、愛称は「B-COR i ビジョン」です。市は、区単独での取り組みは初めてとしています。

スポンサー側の権利として、ビジョンの枠の装飾、60分のうち5分以内のプロモーション映像の放映、区民ホールでの年3回程度のイベントが示されています。施設の命名権の相場は命名権の相場にまとめています。

(参考)「都筑区総合庁舎区民ホール大型LEDビジョン」ネーミングライツ契約を締結しました!(令和7年3月13日) – 横浜市 都筑区総務課

Q. 横浜ビーコルセアーズの親会社はどこですか?

ウエインズトヨタ神奈川株式会社です。ウエインズグループは2018年12月にクラブへ資本参加し、2022年7月にウエインズトヨタ神奈川が運営会社の過半数の株式を取得しました。2026-27シーズンはスペシャルパートナーとして、ユニフォームの背面上部に社名が入っています。

協賛の入り口は予算と目的で3つに分かれる

横浜ビー・コルセアーズへの協賛の入り口を目的別に示した図(社名を出すならホームタウンフラッグパートナーで税抜10万円から50万円、ロゴや冠試合ならオフィシャルパートナーで金額は個別相談、人を招くなら10名以上の団体観戦か一般2.3万円からのVIP席)

金額が公表されているのは、ホームタウンフラッグパートナーの3つのプランだけです。社名を出したいならフラッグパートナー、ロゴの掲出や冠試合まで考えるならオフィシャルパートナー、社員や取引先を招きたいなら団体観戦やVIP席が入り口になります。

フラッグパートナーは税抜10万円から50万円の3プラン

2026-27シーズンのホームタウンフラッグパートナーは、BASICが10万円、SPECIALが30万円、BANNERが50万円(いずれも税抜)です。全プランで、限定ロゴと応援ステートメントの使用、公式サイトとホームゲーム会場のサイネージへの社名掲載、ペナントと卓上のぼりの進呈が付きます。観戦チケットは横浜BUNTAIでの指定試合でBASICが2枚、SPECIALが8枚、BANNERが20枚です。

BANNERだけは、ホームゲーム会場に社名ロゴ入りののぼり(W600mm×H1,800mm)を2本立てられます。契約期間は2026年7月1日以降の契約時から2027年6月30日までで、Googleフォームかメールで申し込むと、2〜3営業日以内に連絡が来ると案内されています。

(参考)ホームタウンフラッグパートナー – 横浜ビー・コルセアーズ

オフィシャルパートナーは法人営業の窓口に相談する

オフィシャルパートナーの金額や区分ごとの料金表は、公式サイトに載っていません。クラブは、広告宣伝や販売促進だけでなく、福利厚生やCSRの活動にもクラブのコンテンツを使ってもらうプログラムだと説明しており、問い合わせ先として法人営業のメール(sales@b-corsairs.com)を示しています。

案内ページでは活用例として、パートナーの工藤建設が提供したグリーン電力証書による「再生可能エネルギー100%ゲーム」への冠協賛や、パートナーの特典チケットを使った社員の団体観戦を紹介しています。2026-27シーズンの序盤も、ウエインズトヨタ神奈川、JTB、興和、さくらメディカルの冠試合が続きました。

あわせて読みたいスポーツ協賛の稟議書の書き方|担当者が書く8項目と例文›

(参考)パートナーシッププログラムのご案内 – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)【イベント情報】10/3(土)「ウエインズトヨタ神奈川 presents 横浜ビー・コルセアーズ vs 信州ブレイブウォリアーズ」開催(2026年9月25日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)【イベント情報】10/4(日)「株式会社JTB presents 横浜ビー・コルセアーズ vs 信州ブレイブウォリアーズ」(2026年9月29日) – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)【イベント情報】10/18(日)北海道戦「さくらメディカル presents 横浜ビー・コルセアーズ vs レバンガ北海道」開催(2026年10月8日) – 横浜ビー・コルセアーズ

社員の観戦は団体券で取引先の招待はVIP席が使える

10名以上で観戦する場合は団体観戦チケットが使え、一般価格から10名以上で約10%、20名以上で約20%、30名以上で約30%割り引かれます。通常1枚220円のシステム利用料が0円になり、支払いは請求書払いの銀行振込か当日窓口です。クラブは福利厚生での利用を例に挙げています。

取引先を招くなら、横浜BUNTAIの3階ラウンジを使えるVIPカウンター席とVIPソファ席があります。2026-27シーズンの一般価格(税込)は、VIPカウンター席が試合のランクに応じて23,000円から29,000円、VIPソファ席の4人席が100,000円から124,000円です。費用の経理はスポンサー料の勘定科目にまとめています。

VIP席に取引先を招く費用は、経理では交際費等として扱われることがあります。国税庁は、得意先など事業に関係のある者への接待・供応などの費用を交際費等とし、不特定多数の者への宣伝的効果を意図した費用は広告宣伝費になると説明しています。期末の資本金の額が1億円以下などの法人は、交際費等のうち年800万円(定額控除限度額)を超える部分を損金に入れない計算を選べます。自社の扱いは顧問の税理士に確認してください。

(参考)団体観戦チケット – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)VIPカウンター席/VIPソファ席 – 横浜ビー・コルセアーズ

(参考)No.5260 交際費等と広告宣伝費との区分 – 国税庁

(参考)No.5265 交際費等の範囲と損金不算入額の計算 – 国税庁

Q. 横浜ビーコルセアーズのスポンサー料はいくらですか?

ホームタウンフラッグパートナーは、BASICが10万円、SPECIALが30万円、BANNERが50万円(いずれも税抜)です。ユニフォームや冠試合などを含むオフィシャルパートナーの金額は公表されておらず、法人営業の窓口(sales@b-corsairs.com)に問い合わせて提案を受けます。

横浜BUNTAIと横浜市とのつながり

横浜ビー・コルセアーズのホームタウンは横浜市で、2026-27シーズンは横浜市中区の横浜BUNTAIと、平塚市のトッケイセキュリティ平塚総合体育館でホームゲームを開きます。パートナー一覧には、平塚競輪場もシルバーパートナーとして載っています。スポーツ界全体の課題との関係は日本スポーツ業界の課題でも取り上げています。

(参考)会場アクセス – 横浜ビー・コルセアーズ

横浜BUNTAIは横浜市のPFI事業で2024年4月に開館した

横浜BUNTAIは、横浜市が横浜文化体育館の再整備事業として旧体育館の敷地に設けたメインアリーナで、観客席は約5,000席です。市は2017年12月にPFI(民間の資金と経営力を使って公共施設を整備・運営する手法)の事業契約を結び、2024年4月に開館しました。名称は、市民からの意見募集(1,416件)を経て市会で決まっています。

落札したグループには、建設を担う川本工業と、運営の協力会社として神奈川新聞社が入っています。2社とも、クラブのパートナー一覧に載っています。

(参考)横浜文化体育館再整備について – 横浜市 にぎわいスポーツ文化局

(参考)横浜文化体育館再整備事業 メインアリーナの名称を募集します!(※募集は終了しました。) – 横浜市 にぎわいスポーツ文化局

(参考)パートナー一覧(2026年10月22日時点) – 横浜ビー・コルセアーズ

2028-29シーズンのB.PREMIERライセンスも交付された

2026年10月20日のB.LEAGUE理事会で、クラブは2028-29シーズンのB.PREMIERライセンス(継続資格認定)を受けました。クラブの発表では、審査の実績として2025-26シーズンの平均入場者数4,874名、2025年度の売上高21.7億円、ホームアリーナの横浜BUNTAIが示されています。B1の入場者数の比較はBリーグの観客動員数ランキングで見られます。

新しい最上位リーグに残り続けることは、数年単位で協賛を考える企業にとって、掲出の場が続くかを見る材料になります。B.PREMIERの制度の中身は下の記事で解説しています。

あわせて読みたいBプレミアとは|Bリーグの新制度と協賛企業が見る3つの変化›

(参考)2028-29シーズン B.PREMIERライセンス交付決定のお知らせ(2026年10月20日) – 横浜ビー・コルセアーズ

横浜スポーツパートナーズの13チームの1つになっている

横浜市は2020年10月1日に、横浜を本拠地とする7競技13のトップスポーツチームと「横浜スポーツパートナーズ」を発足させ、スポーツ振興や地域の活性化に取り組んでいます。横浜ビー・コルセアーズはその1チームで、同じ横浜の横浜FCのスポンサーも同じ枠組みに入っています。

選手の体のケアでは、公益財団法人横浜市スポーツ協会と覚書を結び、2025-26シーズンは横浜市スポーツ医科学センターでメディカルチェックや栄養サポートを受けました。市や市の外郭団体と組む取り組みが多いことも、地域貢献を目的にする企業にとっての判断材料になります。

(参考)横浜スポーツパートナーズについて – 横浜市 にぎわいスポーツ文化局

(参考)【2025-26シーズン】公益財団法人横浜市スポーツ協会と覚書を締結(2025年7月22日) – 横浜ビー・コルセアーズ

横浜ビーコルセアーズのスポンサーのまとめ

横浜ビー・コルセアーズは、協賛企業から親会社になったウエインズトヨタ神奈川を中心に、横浜・神奈川の企業に支えられているクラブです。数値と出典は本文の各セクションに記載しています。

  • 公式のパートナー一覧は229件(掲載は230件)。オフィシャルパートナーなどが146件、ホームタウンフラッグパートナーが83件
  • ユニフォームの胸は2017-18シーズンから興和、背中は親会社のウエインズトヨタ神奈川。社名の数は3季で12社から6社に減った
  • 2025年度のスポンサー収入は約8.0億円でB1の26クラブ中24番目、B1平均の約66%。営業損失は約2.7億円だった
  • 金額が公表されているのはフラッグパートナーの税抜10万円・30万円・50万円の3プランで、オフィシャルパートナーは法人営業に相談する
  • ホームアリーナは横浜市のPFI事業で整備された横浜BUNTAIで、2028-29シーズンのB.PREMIERライセンスも交付されている

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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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