食事補助HQとは|Visaカードの仕組みとスポーツ栄養の案内

食事補助HQとは|Visaカードの仕組みとスポーツ栄養の案内 スポーツウェルビーイング

食事補助HQは、Visaのカードで全国のVisa加盟の飲食店を社食のように使える食事補助です。社員が払った食事代の半額を非課税で補助する仕組みで、証憑の確認は同社が担います。店に縛られにくいので、外回りが多い職場で候補になります。スポーツ栄養の案内を添えると健康施策にもなります。

食事補助を始めたいが、対象の店が決まっていると使えない社員が出る。かといって現金の手当は課税される。そんな悩みから調べると、カード型の食事補助HQが出てきます。

この記事では、公式の情報をもとに、仕組み、非課税の条件、他のカード型との違い、スポーツ栄養の案内の仕方を整理します。

食事補助HQはVisaカードで払い証憑の確認を同社に任せる

利用の流れ|食事補助HQ

公式サイトによると、本サービスの利用ではVisa Business Cardが発行され、Visa加盟の飲食店なら全国どこでも使えます。証憑のチェックは同社が行うので、導入企業の確認作業はいらないとされています。

食事以外に使われていないかを確かめる機能が特徴です。食堂がある企業でも導入できるとされています。料金は公式ページには載っておらず、資料で確かめます。

(参考)食事補助HQ – 株式会社HQ

Q. 食事補助HQはどこで使えますか?

公式の案内では、Visa加盟店の飲食店であれば全国で使えます。店の種類や利用できる範囲の細かな条件は、資料や窓口で確かめてください。

非課税の条件は半額負担と月7,500円に合わせて設計する

国税庁の案内では、社員が食事の価額の半分以上を負担し、会社の負担が月7,500円(税抜)以下なら給与として課税されません。令和8年4月に上限が月3,500円から引き上げられました。同社も、税制改正後の上限に合わせて企業の負担額を調整できるとしています。

月の食事代(税抜) 社員の負担 会社の負担 判定
10,000円 5,000円 5,000円 条件に合う
15,000円 7,500円 7,500円 条件に合う
18,000円 9,000円 9,000円 会社の負担が上限を超える

出典:国税庁の案内をもとに本記事で計算した例です。実際の判定は税理士に確認してください。

国税庁は、社員に金銭を渡す場合は原則として課税されるとしています。カード型でも運用の形で判定が変わることがあるので、導入の前に同社と税理士に確かめます。

(参考)食事補助HQ – 株式会社HQ

(参考)No.2594 食事を支給したとき – 国税庁

(参考)食事の現物支給に係る所得税の非課税限度額の引上げについて(令和8年4月) – 国税庁

(参考)使用者が使用人等に対し食事代として金銭を支給した場合 – 国税庁

Q. 食事補助HQは非課税になりますか?

社員が半分以上を負担し、会社の負担が月7,500円(税抜)以下なら条件に合います。同社は証憑チェックで非課税の運用を支えるとしています。自社の運用が条件に合うかは、税理士にも確かめてください。

カード型は使える店の広さと確認の手間で比べる

カード型を比べる3つの点|食事補助HQ

カード型の食事補助は他にもあります。比べるときは、使える店の範囲、証憑の確認の方法、会社の手間を見ます。加盟店で使う形の例はチケットレストランの記事で整理しています。

社員の多くが同じ職場で食べるなら、オフィスおかんのような置き型も候補です。手当との違いは食事手当とはの記事で説明しています。

あわせて読みたい企業の福利厚生の食事補助|月7,500円の非課税とスポーツ栄養›

スポーツ栄養の5品目を添えると補助が健康施策になる

カードを配っても、毎日同じ単品なら栄養は変わりません。スポーツの現場で基本とされる、主食、主菜、副菜、乳製品、果物を案内すると、外食やコンビニの選び方の目安になります。おにぎりに卵やサラダを足す、といった案内です。

JILPTの調査では、食事手当を必要だと思う人は31.8%でした。使われやすい制度なので、案内を届ける場として向いています。社員の健康施策の全体はウェルビーイングの施策の考え方で説明しています。

あわせて読みたい健康経営の食生活改善施策|企業の実践ステップ›

(参考)アスリートの食事の基本は? – JSC/HPSC Female Sport ナビ

(参考)調査シリーズNo.263「福利厚生に関する労働者調査」(2026年3月) – 労働政策研究・研修機構

Q. 食事補助HQの料金はいくらですか?

公式ページには料金が載っていないので、資料で確かめてください。比較サイトの金額は最新とは限りません。見積もりでは、初期費用、月額、発行枚数ごとの費用を分けて比べます。

導入は対象者と負担額を決めてから相談する

相談の前に、対象の社員、1人あたりの上限、社員の負担割合を決めます。出社と外回りの比率が分かると、比較がしやすくなります。賃上げの代わりに検討する会社もありますが、社員の感じ方は調べて確かめます。

費用の処理は税理士に相談します。カードの紛失や退職のときの手順も、先に決めておきます。

食事補助HQの要点

  • Visaのカードで加盟の飲食店を使う食事補助
  • 証憑の確認は同社が担うとされる
  • 半額負担と月7,500円以下の条件に合わせて設計する
  • 使える店の広さと手間で他社と比べる
  • スポーツ栄養の案内を添えて健康施策にする

まずは社員が昼食をどこで食べているかを聞いて、カード型が合うかを考えてみてください。

元気な社員が、いちばんのマーケティングになる。

社員のウェルビーイングを高め、
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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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