大谷翔平のスポンサー企業一覧|契約の形と企業が学ぶ起用法

大谷翔平のスポンサー企業一覧|契約の形と企業が学ぶ起用法 スポーツマーケティング

大谷翔平選手の契約企業として、各社の公式発表で確認できるのは、セイコーウオッチ、西川、日本航空、伊藤園、ディップ、日立建機など13社です(2026年10月18日時点)。契約の呼び名はグローバルアンバサダー、サポート契約、共同開発などさまざまで、同じ「スポンサー」でも企業が得ている権利や使い方は違います。契約のない企業が大谷選手の名前や写真を広告に使うことはできないため、学べるのは「どう起用しているか」という設計の部分です。

大谷選手がホームランを打った翌朝、新聞を開くとお茶の全面広告があり、駅に着くと銀行のポスターが目に入る。こうした光景が当たり前になる一方で、どの企業が本当に契約しているのか、まとめて確かめられる資料はあまりありません。ここでは各社が自ら出した発表だけをもとに、契約の形と肖像の使い方を整理します。

大谷翔平のスポンサー企業一覧|各社が公式に発表した契約

次の表は、企業が自社のニュースリリースやPR TIMESで発表した内容、またはMLBの公式サイトが報じた内容で、大谷選手との契約や共同の取り組みを確認できた企業です。報道やまとめサイトにしか載っていない契約は入れていません。公式発表で確認できた契約の時期の古い順に並べています。

企業 業種 契約の形(公式の呼び名) 公式発表の日付 出典
セイコーウオッチ 時計 アンバサダー(2016年から国内)→グローバルアンバサダー 2026年4月9日 セイコーウオッチ
西川 寝具 コンディショニングサポート契約(2017年に締結) 2026年2月4日(10年目の発表) 西川
日本航空 航空 サポート契約 2018年2月1日 日本航空
ヒューゴボスジャパン アパレル BOSSのブランドアンバサダー 2020年3月17日 ヒューゴボスジャパン
ポルシェジャパン 自動車 ブランドパートナー契約(ポルシェ ドライビングアスリート) 2022年8月4日 ポルシェジャパン
コーセー 化粧品 グローバル広告契約(2023年から) 2025年1月7日(3年目の発表) コーセー
ディップ 人材サービス ブランドアンバサダー 2023年12月15日 ディップ
伊藤園 飲料 グローバル契約→「お~いお茶グローバルアンバサダー」 2024年4月30日 伊藤園
ニューバランス スポーツ用品 シグネチャーコレクション 2024年7月17日(発売の発表) ニューバランスジャパン
Topps トレーディングカード 独占のトレーディングカード契約 2024年8月29日 MLB.com
興和 医薬品・健康関連 共同開発ブランド「シンクロンコーワ」/サポートアスリート 2025年3月14日 興和
ゆうちょ銀行 銀行 ブランドアンバサダー(2026年7月13日にMLBとのパートナーシップ契約も発表) 2026年4月3日 ゆうちょ銀行
日立建機 建設機械 LANDCROSのグローバル・ブランドアンバサダー 2026年8月4日 日立建機

出典:各社のニュースリリース・PR TIMESの企業配信、MLB.com(いずれも2026年10月18日確認)をもとに Human Soar 作成。日付は表のもとにした発表の日付で、契約の開始日と違う場合はかっこ内に記載

表の13社のうち、セイコーウオッチは2016年から、西川は2017年から契約が続いています。新しいところでは、ゆうちょ銀行が2026年4月3日、日立建機が2026年8月4日に起用を発表しました。業種は時計、寝具、航空、飲料、銀行、建設機械まで幅広く、スポーツ用品の会社は一部にとどまります。

なお、ここに載せたのは公式発表で確認できた範囲です。契約が今も続いているかどうかは、各社の最新の発表で確かめる必要があります。表のもとにした各社の発表には、契約金額は書かれていません。大谷選手の体づくりそのものは大谷翔平の食事の記事で扱っています。

(参考)セイコーブランドのグローバルアンバサダーに就任(2026年4月9日) – セイコーウオッチ株式会社

(参考)大谷翔平選手とのコンディショニングサポート契約が10年目に突入(2026年2月4日) – 西川株式会社

(参考)JAL、大谷翔平選手とサポート契約を締結(2018年2月1日) – 日本航空株式会社

(参考)ヒューゴ ボス 大谷翔平氏をBOSSのブランドアンバサダーに起用(2020年3月17日) – ヒューゴボスジャパン株式会社

(参考)ポルシェ ドライビングアスリートに大谷翔平選手が就任(2022年8月4日) – ポルシェジャパン株式会社

(参考)コーセー×大谷翔平選手の対談動画を『KOSÉ SPORTS BEAUTY』で公開(2025年1月7日) – 株式会社コーセー

(参考)ディップ株式会社ブランドアンバサダーに大谷翔平選手が就任(2023年12月15日) – ディップ株式会社

(参考)大谷翔平選手が伊藤園「お~いお茶」とグローバル契約を締結(2024年4月30日) – 株式会社伊藤園

(参考)ニューバランスと大谷翔平選手による初のシグネチャーコレクション(2024年7月17日) – 株式会社ニューバランスジャパン

(参考)Ohtani joins Topps on exclusive trading card deal(2024年8月29日) – MLB.com

(参考)大谷翔平選手と共同開発した「シンクロンコーワ」新発売(2025年3月14日) – 興和株式会社

(参考)大谷翔平選手が「ゆうちょ銀行」のブランドアンバサダーに就任!(2026年4月3日) – 株式会社ゆうちょ銀行

(参考)大谷翔平選手がLANDCROSのグローバル・ブランドアンバサダーに就任(2026年8月4日) – 日立建機株式会社

Q. 大谷翔平のスポンサー企業は何社ですか?

各社の公式発表で契約や共同の取り組みを確認できたのは、2026年10月18日時点で13社です。ただし、大谷選手側がすべての契約先を公表しているわけではありません。契約の有無を確かめたいときは、その企業のニュースリリースを見るのが確実です。

大谷翔平との契約は4つの形に分かれる

大谷翔平のスポンサー企業13社を、海外も含む契約・ブランドの顔・生活の支援・商品づくりの4つの形に分けた図

13社の契約を中身で分けると、海外での発信まで含む契約、国内でブランドの顔になる契約、生活や移動を支える契約、商品を一緒に作る契約の4つに分けられます。呼び名が同じ「アンバサダー」でも、伊藤園のように海外まで広げるものと、ディップのように国内の広告が中心のものがあります。呼び名より、何に名前や写真を使えるのかを見るほうが実態に近づけます。

海外も含む契約は伊藤園とセイコーウオッチなど4社

伊藤園は2024年4月30日に「お~いお茶」とのグローバル契約を結び、同年5月20日に「お~いお茶グローバルアンバサダー」への就任を発表しました。セイコーウオッチは2016年から国内でアンバサダーに起用してきた大谷選手を、10周年にあたる2026年4月9日にグローバルアンバサダーに切り替えています。

コーセーは2023年からグローバル広告契約を結んでいると説明しています。日立建機は、2027年4月1日に予定している「ランドクロス株式会社」への社名変更に向けて、新しいブランド「LANDCROS」のグローバル・ブランドアンバサダーに大谷選手を迎えました。海外で事業を広げたい企業ほど、契約の範囲を世界に広げる傾向が見られます。

(参考)大谷翔平選手が伊藤園「お~いお茶グローバルアンバサダー」に就任(2024年5月20日) – 株式会社伊藤園

(参考)セイコーブランドのグローバルアンバサダーに就任(2026年4月9日) – セイコーウオッチ株式会社

(参考)コーセー×大谷翔平選手の対談動画を『KOSÉ SPORTS BEAUTY』で公開(2025年1月7日) – 株式会社コーセー

(参考)大谷翔平選手がLANDCROSのグローバル・ブランドアンバサダーに就任(2026年8月4日) – 日立建機株式会社

ブランドの顔としての契約はディップやポルシェジャパンなど4社

ディップは2023年12月15日、大谷選手がブランドアンバサダーに就任したと発表し、求人サービスのスローガン「夢を叶える仕事に出会おう。」をテーマにした広告を始めました。ポルシェジャパンは2022年8月4日、大谷選手を「ポルシェ ドライビングアスリート」に任命してブランドパートナー契約を結び、大谷選手が自動車メーカーのブランドパートナーになるのは世界で初めてだと説明しています。

ヒューゴボスジャパンは2020年3月17日に、BOSSのブランドアンバサダーへの起用を発表しました。ブランドとして初めての野球選手の起用です。ゆうちょ銀行は2026年4月3日に大谷選手をブランドアンバサダーに迎えると発表し、同年7月13日には、MLBとのパートナーシップ契約とあわせて大谷選手を中心にしたプロモーションを始めると発表しています。アンバサダー契約の一般的な中身は、下の記事で詳しく整理しています。

あわせて読みたいアンバサダー契約とは|スポーツ選手と結ぶ企業の確認点と報酬›

(参考)ディップ株式会社ブランドアンバサダーに大谷翔平選手が就任(2023年12月15日) – ディップ株式会社

(参考)ポルシェ ドライビングアスリートに大谷翔平選手が就任(2022年8月4日) – ポルシェジャパン株式会社

(参考)ヒューゴ ボス 大谷翔平氏をBOSSのブランドアンバサダーに起用(2020年3月17日) – ヒューゴボスジャパン株式会社

(参考)大谷翔平選手が「ゆうちょ銀行」のブランドアンバサダーに就任!(2026年4月3日) – 株式会社ゆうちょ銀行

(参考)メジャーリーグ・ベースボール(MLB)とのパートナーシップ契約を締結(2026年7月13日) – 株式会社ゆうちょ銀行

生活と移動を支える契約は西川と日本航空

西川は、大谷選手が北海道日本ハムファイターズに入団したときから同社のマットレス[エアー]を使っていたことをきっかけに、2017年にコンディショニングサポート契約を結びました。2026年の発表では、契約が10年目に入ったとしています。日本航空は2018年2月1日、ロサンゼルス・エンゼルスに入団する大谷選手とのサポート契約を発表しました。

どちらも、選手が日々の生活や移動で実際に使うものを支える形から始まっています。選手が本当に使っている商品であることが、広告に説得力を持たせる土台になっています。

(参考)大谷翔平選手とのコンディショニングサポート契約が10年目に突入(2026年2月4日) – 西川株式会社

(参考)JAL、大谷翔平選手とサポート契約を締結(2018年2月1日) – 日本航空株式会社

商品を一緒に作る契約はニューバランスと興和とTopps

ニューバランスは2024年7月17日、大谷選手の初めてのシグネチャーコレクションを発売しました。シグネチャーコレクションとは、選手の名前やロゴを冠した専用の商品群のことです。興和は2025年3月14日、大谷選手と共同で開発した新ブランド「シンクロンコーワ」を2025年4月から順次発売すると発表し、同社のサポートアスリートの一覧にも大谷選手を載せています。

Toppsは2024年8月29日、大谷選手と独占のトレーディングカード契約を結んだと発表しました。MLB.comによると、この契約には米国と日本の両方で売る商品が含まれます。選手の名前を広告に出すだけでなく、商品そのものに選手が関わる形です。

(参考)ニューバランスと大谷翔平選手による初のシグネチャーコレクション(2024年7月17日) – 株式会社ニューバランスジャパン

(参考)大谷翔平選手と共同開発した「シンクロンコーワ」新発売(2025年3月14日) – 興和株式会社

(参考)サポートアスリート – 興和株式会社

(参考)Ohtani joins Topps on exclusive trading card deal(2024年8月29日) – MLB.com

Q. 大谷翔平の契約企業は日本企業だけですか?

日本企業が中心ですが、それだけではありません。米国のトレーディングカード会社Toppsのほか、ドイツのブランドの日本法人であるヒューゴボスジャパンやポルシェジャパンも契約を発表しています。伊藤園やセイコーウオッチ、日立建機のように、契約の範囲を海外での発信まで広げている日本企業もあります。

大谷翔平の肖像を企業は新聞とテレビと店頭で使っている

大谷翔平のスポンサー企業が肖像を使った場面(新聞の全面広告・テレビCM・郵便局のポスター・選手カード)と届く相手を結んだ図

契約した企業は、大谷選手の名前や写真を新聞、テレビ、店頭、商品という複数の場面で使っています。どの場面を選ぶかで、届く相手が変わります。自社の顧客がどこにいるのかから逆算して使う場面を決めている点が、各社の発表から読み取れます。

新聞とテレビで一度に広く届ける

伊藤園は2024年4月30日のグローバル契約の発表にあわせて、日本全国と世界の60紙以上の新聞の全面広告で、大谷選手へのエールを込めた「お手紙」を公開すると発表しました。セイコーウオッチはグローバルアンバサダー就任にあわせて、2026年4月9日からセイコー プロスペックスの新しいテレビCMと広告グラフィックを国内外で公開しています。

西川も、契約10周年を記念した新しいビジュアルと新CMを公開しました。契約の節目に合わせて広告を出すと、契約そのものが話題になり、ニュースとしても取り上げられやすくなります。

(参考)大谷翔平選手が伊藤園「お~いお茶」とグローバル契約を締結(2024年4月30日) – 株式会社伊藤園

(参考)セイコーブランドのグローバルアンバサダーに就任(2026年4月9日) – セイコーウオッチ株式会社

(参考)大谷翔平選手とのコンディショニングサポート契約が10年目に突入(2026年2月4日) – 西川株式会社

店頭と商品で毎日の接点をつくる

ゆうちょ銀行は、全国の2万を超える郵便局と233店舗の直営店で、2026年7月14日から大谷選手のポスターを掲示すると発表しました。主要駅のデジタルサイネージや全国のATMの画面、特設サイトとも組み合わせています。お客さまが毎日訪れる場所そのものを広告の場にしている例です。

Toppsの選手カードや、ニューバランスのシグネチャーコレクション、興和のシンクロンコーワは、商品そのものが大谷選手との接点になります。ポルシェジャパンも、全国の正規販売店を含むWebサイトや店舗の広告に大谷選手が登場すると説明していました。選手の肖像を使える範囲は契約ごとに決まるため、使いたい場面は契約の前に書き出しておきます。肖像の使用料の考え方は肖像権の使用料の記事にまとめています。

(参考)メジャーリーグ・ベースボール(MLB)とのパートナーシップ契約を締結(2026年7月13日) – 株式会社ゆうちょ銀行

(参考)Ohtani joins Topps on exclusive trading card deal(2024年8月29日) – MLB.com

(参考)ポルシェ ドライビングアスリートに大谷翔平選手が就任(2022年8月4日) – ポルシェジャパン株式会社

契約していない企業が大谷翔平を応援するときの決まり

大谷選手と契約していない企業は、大谷選手の名前や写真を自社の広告や販促に使わないのが原則です。契約企業は対価を払って肖像を使う権利を得ているため、契約のない企業が同じことをすると、その権利を損なうことになります。応援したい気持ちは、選手名を出さない形で伝えます。

名前や写真を使わず自社の言葉で応援する

試合の写真を広告に貼ったり、「大谷選手も愛用」のように契約がないのに関係があるかのような表現をしたりすることは避けます。不正競争防止法は、広く知られた他人の表示を使って、商品や営業を混同させる行為などを定めています。どの表現が問題になるかは個別の判断になるため、迷う場合は弁護士などの専門家に確認します。

選手名を使えない場合でも、自社の商品や社員の挑戦を伝える広告なら、契約企業の権利とぶつかりにくくなります。大会や選手の人気に便乗する広告の考え方は、下の記事で整理しています。

あわせて読みたいアンブッシュマーケティングとは|スポーツ大会で企業が避ける表現›

(参考)不正競争防止法(平成五年法律第四十七号) – e-Gov法令検索

契約した企業は広告であることを分かるようにする

選手と契約した企業の側にも決まりがあります。消費者庁は、広告であるのに広告であることを隠す「ステルスマーケティング」が、2023年10月1日(令和5年10月1日)から景品表示法の違反になったと案内しています。契約した選手のSNS投稿などで自社の商品を紹介してもらう場合は、企業の依頼による広告だと分かる表示を入れます。

大谷選手との契約を発表した各社は、いずれも自社のニュースリリースで契約を公表しています。契約の事実を自ら示しておくことは、広告であることを分かりやすくするうえでも役立ちます。

(参考)令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。 – 消費者庁

Q. 大谷翔平の名前や写真を自社の広告に使ってもよいですか?

契約を結んでいない企業は、大谷選手の名前や写真を広告や販促に使わないのが原則です。選手の肖像には本人の権利があり、広告に使うには本人側の許諾が必要で、通常は対価を伴います。応援の気持ちを伝えたい場合は、選手名を出さずに自社の言葉で発信し、迷うときは弁護士などの専門家に確認します。

大谷翔平の契約から企業が学べる3つの設計

大谷選手と同じ規模の契約を結べる企業は限られますが、契約の組み立て方は、地元の選手や競技団体と組むときにも使えます。13社の発表から読み取れるのは、起用の理由の示し方、契約の育て方、契約の相手と終わり方の決め方の3つです。

起用の理由を自社の理念とつなげて説明する

ディップは、大谷選手が社名の由来であるdream、idea、passionを体現する人物だと説明しました。ポルシェジャパンは、夢を追い続ける大谷選手の姿勢が、夢を追いかける人のためのブランドであり続けるという自社の使命と合っていることを就任の理由に挙げています。有名だからという理由ではなく、自社の理念と選手の姿勢の共通点を言葉にしている点が共通しています。

理由を言葉にしておくと、広告の表現がぶれにくくなり、社内の理解も得やすくなります。ディップはその後、WBC東京プールの冠スポンサーも務めました。経緯はWBCのスポンサー一覧で紹介しています。

(参考)ディップ株式会社ブランドアンバサダーに大谷翔平選手が就任(2023年12月15日) – ディップ株式会社

(参考)ポルシェ ドライビングアスリートに大谷翔平選手が就任(2022年8月4日) – ポルシェジャパン株式会社

長く続けて契約の範囲を広げる

セイコーウオッチは国内のアンバサダーとして10年続けた後に、契約をグローバルに広げました。西川も2017年からの契約を10年目まで続けています。伊藤園は、2024年4月30日のグローバル契約の締結に続いて、同年5月20日にグローバルアンバサダーへの就任を発表し、段階的に活動を広げました。

最初から大きな契約を結ぶのではなく、選手が実際に使う商品の支援から始め、関係を深めながら範囲を広げる進め方は、どの規模の企業でも取り入れられます。個人の選手と組むときの契約の型はアスリート個人スポンサー契約の記事で整理しています。

(参考)セイコーブランドのグローバルアンバサダーに就任(2026年4月9日) – セイコーウオッチ株式会社

(参考)大谷翔平選手とのコンディショニングサポート契約が10年目に突入(2026年2月4日) – 西川株式会社

(参考)大谷翔平選手が伊藤園「お~いお茶グローバルアンバサダー」に就任(2024年5月20日) – 株式会社伊藤園

契約の相手と終わり方を先に決めておく

ゆうちょ銀行は、2026年4月に大谷選手をブランドアンバサダーに迎えたあと、同年7月にMLBとのパートナーシップ契約を結んで日本国内のMLBオフィシャルパートナーになりました。選手個人との契約と、リーグとの契約は別のものです。選手の写真とあわせてリーグや球団のロゴを使いたい場合は、それぞれの権利を持つ相手と契約する必要があります。

また、契約期間の終わり方や、選手や企業に不祥事が起きたときの扱いも、契約書に書いておく項目です。契約書で確かめる項目はスポーツスポンサー契約の記事に、不祥事への備えは下の記事にまとめています。

あわせて読みたいスポンサー契約と不祥事|スポーツ協賛で企業が決めておくこと›

(参考)大谷翔平選手が「ゆうちょ銀行」のブランドアンバサダーに就任!(2026年4月3日) – 株式会社ゆうちょ銀行

(参考)メジャーリーグ・ベースボール(MLB)とのパートナーシップ契約を締結(2026年7月13日) – 株式会社ゆうちょ銀行

Q. 大谷翔平のスポンサー収入は年間いくらですか?

契約企業の発表には金額が書かれておらず、本人側も公表していないため、確かな額は分かりません。米経済誌などが推計を出すことはありますが、それは雑誌の見積もりで、公式の数字ではありません。自社で選手との契約を検討するときは、推計額ではなく、契約する相手から示される条件で判断します。

大谷翔平のスポンサー企業一覧のまとめ

大谷選手の契約企業は、業種も契約の形もさまざまです。数値と契約の出典は本文の各セクションに記載しています。スポーツを使った販促の全体像はスポーツマーケティングの解説にまとめています。

  • 各社の公式発表で契約を確認できたのは13社(2026年10月18日時点)
  • 契約は、海外も含む契約、ブランドの顔、生活の支援、商品づくりの4つの形に分かれる
  • 肖像は新聞の全面広告、テレビCM、郵便局のポスター、選手カードなど場面を選んで使われている
  • 契約していない企業は、大谷選手の名前や写真を広告に使わず、自社の言葉で応援する
  • 起用の理由を理念で語り、小さな支援から範囲を広げ、契約の相手と終わり方を決めておく

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About The New株式会社 代表取締役 森永 昂
執筆者
About The New株式会社 代表取締役 森永 昂

新卒で東証プライム上場の社会人教育・コンサルティング企業に入社し、人材育成・組織開発に従事。その後、別企業でメディア・プラットフォーム事業の責任者を務める。

2025年5月に About The New株式会社 を設立。スポーツの現場で培われた知見を組織開発・人材育成の文脈に翻訳し、研修・チームビルディング・イベントの企画運営を行っています。

「知識を得る」で終わらせず「行動が変わる」ところまでを設計することを大切にしています。ご相談は contact@aboutthenew.co.jp まで。

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